,
close
7 8, 2023
7 8, 2023

CS:GOの役割ガイド

CS:GOの役割:基本形

CS:GOの各役割

各役割におけるベストプレイヤー

CS:GOでの役割を見つける方法

CS:GOの役割ガイド

典型的なCS:GOの役割を理解するのは、一筋縄ではいかないかもしれません。誰もが(AWP担当として)AWPを扱えるわけではなく、インゲームリーダーについても同様です。CS:GOでは、長年をかけて対戦コミュニティが作り上げられ、そこからチーム内の各プレイヤーの基本的役割が生まれました。ここでは、その役割をひとつずつ簡単に説明していきます。

CS:GOの役割:基本形

Content-new-in-article-know-your-roles.png

カウンターストライク:グローバルオフェンシブは、チーム制のファーストパーソンシューティング(FPS)ゲームです。そのため、敵チームに対し、操作や戦略において優位に立つことが不可欠です。チームには、ゲームの様々な局面に秀でた5人のエキスパートが必要になります。各役割には特定のスキルを要します。それぞれがスキルをマスターすれば、HLTV世界ランキングの頂点に上り詰めることができるでしょう。

CS:GOとカウンターストライク2(CS2)では、核となる5つの役割があり、それを5人で担当してチームを形成します。これらの役割は、一般的にインゲームリーダー(IGL)、エントリーフラッガー、サポート、AWP担当、ラーカー(ライフラーと呼ばれることも多い)として知られています。プロのゲームを観戦する際、画面に映るのはこれら5つの役割ですが、コーチ、マネージャー、スポーツ心理学者、その他の裏方としてチームを支えるスタッフも評価されるべきです。影で支えるこれらのスタッフがいなければ、プレイヤーの能力は今日のレベルまで近づいていないでしょう。

この記事では各役割について取り上げ、具体的に何をしているのかを把握できるように促します。自分のプレイスタイルに合った役割を見つけられるようにサポートします。ゲームでさらに良いプレイをしたり、プロのゲームを理解しながら観戦したりするのに役立ててください。

CS:GOの各役割

インゲームリーダー(IGL)

IGLとは、その名の通りリーダーです。カウンターストライクでは、ラウンドごとに新しいチャレンジが用意されているので、IGLはそれらを突破するアイデアを考え出す必要があります。

優秀なIGLは、味方のプレイヤーとその強みを把握しています。IGLがプレイヤーの能力をしっかり把握しているチームの典型的な例として、FaZe Clanがあります。Finn "karrigan" Andersenは、初代のカウンターストライクからプロシーンで活躍し、その知識をCS:GOでも発揮しています。

FaZe Clanでは、“karrigan”は各役割を完璧にこなす4人のプレイヤーとチームを組んでいます。また、4人に各マップでのポジションとスペースを指示し、各自の能力を100%発揮できるようにします。経験豊富なIGLは、チェックメイトを狙うチェスの駒のように、チームをマップ全体でどのように移動させるのか把握しています。

重要なのは、IGLがスコアボードのトップに立つわけではない、ということです。ただし、ひどいパフォーマンスをしないように注意してください。TwitchのフォロワーからRasmus "HooXi" Nielsenのような扱いを受けることもあります。最近のチームは、CS:GOでのアプローチの仕方がより賢明になってきました。おそらく、Astralisの席巻が理由でしょう。つまり、以前よりも格段にIGLの責任が大きくなったということです。IGLは、頭の中では常にゲームに集中し、過去、現在、未来のラウンドのことを考えています。

これは、ミッドラウンドコーリングに関して特に重要になります。ミッドラウンドコーリングが行われるのは、ラウンドが開始して30~40秒頃、単体のプレイヤー(または複数)がマップ全体に影響をおよぼす場合です。ここでIGLは機転を利かし、様々な敵チームの行動パターンに対応しなければなりません。

自分のことを天性のリーダーだと思う人、または素晴らしいアイデアの持ち主で、チームを勝利に導く勇敢さがあると思う人には、この役割が適しています。CS:GOで最も優秀なプレイヤーのうち、何人かはIGLを担っています。優れたIGLを目指すのであれば、Finn "karrigan" Andersen、Dzhami "Jame" Ali、Lukas "gla1ve" Rossander、Nicholas "nitr0" Cannella、Aleksi "Aleksib" Virolainenのプレイを確認すると良いでしょう。このプレイヤーたちは、現在トップレベルで争う優秀なプレイヤーの一部であり、全員が独自のコーリングスタイルを持っています。

エントリーフラッガー

通称エントリーと呼ばれるエントリーフラッガーは、テロリスト側のボムサイトに最初に突入します。役割としては、サポートのアシストを受けながら最初のキルを狙います。

通常、エントリーフラッガーは並外れたエイム力の持ち主で、極めて高いエイム精度を維持しながら素早く移動することが求められます。ゲームでのクロスヘアの配置やプリエイムといった技術は、エントリーフラッガーとして成功するには不可欠です。この役割を効果的に果たすには、大きな自信が必要です。参加するすべての銃撃戦で、自分は勝てると信じてください。

自信だけではなく、自己犠牲心も必要です。エントリーフラッガーは、理想的な状況でトレードできるように、通常よりも厳しい状況に攻め込むことがあります。その結果、キルデス比(K/D)とゲームで与える影響が常に一致するとは限りません。

この役割を担う優秀なプレイヤーとして、「キングオブバナナ」ことAdam "friberg" Fribergがいました。Ninjas in Pyjamas(NiP)が絶対王者だった時代、ボムサイトに最初に突入するのは“friberg”でした。“friberg”のファーストキルによって、チームはラウンドを有利に進め、勝利を手にしたと言っても過言ではありません。エントリーフラッガーである“friberg”は、決してNiPのスタープレイヤーではありませんでした。しかし、チームの成功には彼の存在が不可欠でした。

たとえレーティングが下がったとしても、“friberg”の影響力は絶大です。この役割を果たす自信があるのであれば、チームがボムサイトを抑えるのに成功するよう貢献している限りは、自分のスコアの低さに絶望してはいけません。

今日のCS:GOにおいて、この役割を担う優秀なプレイヤーはMareks "YEKINDAR" Gaļinskisです。彼はゲームでの最高オープニングキル数をいくつか誇り、その差は圧倒的です。“YEKINDAR”はゲームの知識を持つ自信に満ちたプレイヤーです。これに操作技術も相まって、一目置かれる強さとなっています。若いプレイヤーなだけに、注目の存在です。他にも、エントリーフラッガーを目指すのであれば、Nikola "NiKo" Kovač、Ludvig "Brollan" Brolin、Håvard "rain" Nygaard、Andrei "arT" Piovezanのプレイを確認すると良いでしょう。

サポート

サポートプレイヤーはユーティリティのエキスパートで、常にエントリーフラッガーのトレードキルを取れるようにします。膨大な量のユーティリティ一覧を把握する必要があり、この役割には記憶力の良さが求められます。

2020年以降のCS:GOでは、サポートプレイヤーを活用するさまざまな方法が導入されています。IGLがサポートの役割の大部分、または少なくとも役割における従来の側面を担っていることがよくあります。Nicholas "nitr0" CannellaやMax "MiGHTYMAX" Heathといったプレイヤーは、どちらもチームのサポート要素も多くこなすIGLです。これは、自分の思い通りに役割を果たせるので、自分以外の4人の能力を最大限に引き出すためにはとても効果的です。

CS:GOにはマップが7つあり、それらすべてにおけるユーティリティを把握するのがサポートの役目です。ミラージュで6種類のスモークを焚く、またはオーバーパスで10種類のフラッシュバンを使ってモンスタートンネルから飛び出すなど、マップ全体で多数のユーティリティを使いこなします。ユーティリティを有効に活用できれば、エントリーフラッガーのエントリー成功率も高くなります。しかし、エントリーフラッガーをアシストするために必要となるのは、ユーティリティの知識だけではありません。エントリーフラッガーを前面に出して効果的なトレードキルを取れるように、距離の取り方にも長けていなければなりません。このスキルは、習得するのにいくらか時間がかかりますが、テロリスト側でのパフォーマンスを10倍向上させることができます。

優秀なサポートプレイヤーは多数存在し、そのスタイルはさまざまです。Timofey "interz" Yakushin、Ilya "Perfecto" Zalutskiy、Russel "Twistzz" Van Dulken、Rasmus "sjuush" Beck、Patrick "es3tag" Hansenのプレイを確認すると良いでしょう。

AWP担当

AWP担当とはチームのスナイパーのことで、一般的にはスタープレイヤーです。この役割には、AWPを扱う熟練したスキルと難しいアングルでじっと待つ忍耐力が必要になります。また、チームの財政に余裕がある場合、多くのチームでは2人目のAWP担当を用意することが一般的です。

AWPの役割は1種類の銃に特化しているので、ゲームでの他の役割とは異なります。しかし、優秀なAWP担当の中には、優秀なライフラーもいます。AWP担当に必要なトレーニングは他のライフル使い4人とは異なるかもしれませんが、これにはちゃんと理由があります。この緑色の大きな銃、すなわちAWPを扱うスキルは、簡単には習得できません。反応時間の素早さと鋭いゲーム感覚は不可欠です。この役割を担うプレイヤーの多くは、通常マップ中央に配置され、ラウンド開始時から戦闘に参加します。敵のAWP担当よりも素早く行動できなければ、チームメイトのプレイをただ眺めて多数のラウンドを過ごすことになります。

優れたAWP担当のもう1つの特性は、ピストルの扱いに長けていることです。AWPを持つ場合、ほとんどの状況ではセカンダリ武器をアップグレードします。敵チームが自陣への突撃を決行した時に、P250、Tec-9、またはデザートイーグルを素早く取り出せるようにしておく必要があります。AWP担当が突撃されるのはよくあることなので、厳しい状況での射撃スキルと強靭な神経を持ち合わせておきたいものです。

AWP担当は、受動的か攻撃的のどちらかです。  受動的なAWPプレイとは、自分が優位な角度を保持して敵の接近を待つことです。攻撃的なAWPプレイとは、戦闘を探し求めて敵の予想よりも近い場所に陣を敷くことです。どちらも成功を見込めるスタイルですが、ほとんどのチームは攻撃的なスタイルを採用しています。

優れたAWS担当を目指すのであれば、Oleksandr "s1mple" Kostyliev、Mathieu "ZywOo" Herbaut、Nicolai "dev1ce" Reedtz、Dmitriy "sh1ro" Sokolov、Abdulkhalik "degster" Gasanovのプレイを確認すると良いでしょう。

ラーカー

多くの場合、単にライフラーとして知られるラーカーは、チームというパズルの最後のピースです。通常、ラーカーは厄介者で、他の味方プレイヤーから離れた場所を陣取り、スペースを作って情報を収集します。「どうしてあいつはまだAにいるんだ?チームはBにいるのに」と尋ねてイライラしたことがあれば、それがラーカーです。

ラーカーとの対戦は、CS:GOをプレイするなかで最もイライラする経験になるでしょう。ラーカーの役目は、マップの一部(通常はチームの反対側)を動き回り、スペースを作ってラウンドの終盤にかけて他の味方プレイヤーが移動できるようにすることです。ラーカーになるには、優れたタイミングと卓越したゲームセンス、そしていざという時に声を上げる能力が必要になります。IGLと良好な関係を築くことは、この役割にとって不可欠です。マップで自分だけがプレイするエリアに関する情報を、IGLに常に報告することになるからです。またこの時、自分で得た情報を基に、次のラウンドで何ができるのかアイデアを提案することも行います。

Christopher "GeT_RiGhT" Alesundは有名なラーカーです。現在はプロのプレイヤーから引退していますが、彼のプレイを確認すると良いでしょう。“GeT_RiGhT”は最も輝かしいキャリアを持つプレイヤーの1人であり、彼についての簡単な説明を抜きにしては、この役割を語ることはできません。

既に述べたように、ラーカーは時としてライフラーの役割を担うことがあります。これは、多くのチームが5人目のプレイヤーにラーカーを用いて別の役割に割り当てるためです。最近のCS:GOではよくあることで、セカンドエントリーとして知られる場合もあります。MOUZはこの方法を採用するチームです。今でも多くのチームでは、潜伏を行う重要な役割を用意していて、これによって大きな成功を収めています。優れたラーカーを目指すのであれば、Robin "ropz" Kool、Lotan "Spinx" Giladi、Benjamin "blameF" Bremer、Evgeniy "FL1T" Lebedev、Hampus "hampus" Poserのプレイを確認すると良いでしょう。

eスポーツ ホーム
最新のCS:GOオッズを確認
  • タグ

筆者について

Archie Henry

With a background in film production, Archie began his esports career specializing in content. He has followed CS:GO and League of Legends since 2014 and looks to share his insight with Pinnacle.

詳しく見る 閉じる