Counter-Strike 2 (CS2)は、この10年間でeスポーツゲームの中でも特に重要なタイトルとして地位を確かなものにしました。CS2の人気によってベッティングも大きく成長しましたが、あなたがCS2におけるベット初心者のeスポーツファンであるなら、この入門記事はベッティングを始めるのに役立つでしょう。
CS2とは?
Counter-Strike2 (CS2)は、マルチプレイヤーでプレーするFPS (ファーストパーソン・シューティング)であり、テロリストとカウンターテロリストの2チームによる戦いが中心です。マッチは前半・後半が各12ラウンドで構成され、15ラウンド先取したチーム(時間切れになった場合を除く)がマッチの勝者となります。
ラウンドで勝利する(ポイントを稼ぐ)には、チームは相手チームのメンバー全員を倒すか、マップの目的を達成しなければなりません。
テロリストは、爆発物を仕掛け、時間切れになる前に確実に爆発させなければいけません。対して、カウンターテロリストは、爆発物が仕掛けられるのを阻止し、仕掛けられた場合にはこれを処理し、テロリストが目的を達成する前に時間切れとなるようにしなければなりません。
Counter-Strikeの大まかな歴史
Counter-Strikeは1999年に、Minh LeとJess Cliffeという二人の学生により、FPSゲームとして人気を博したHalf-LifeのModとして作られました。無料ダウンロードでリリースした当初は、それほど人気になるとは予想されていませんでした。しかし二人の予想に反し、このModはたちまちヒット作となります。それから間もなく、Valveがこのゲームの知的財産権を買い取りました。
その後、シリーズは続き、2004年にはTurtle Rock StudiosがCounter-Strike: Condition Zeroを開発しましたが、対戦コミュニティの大多数は、同年後半まで、オリジナルタイトル（バージョン1.6）に残りました。Counter-Strike: Sourceのリリースにより、プレイヤーベースの大部分が物理エンジンの更新を目玉とする新しいゲームに移動したことで、8年近く続く分裂が生じました。最初のうちはCS:Sで大きなイベントがありましたが、対戦コミュニティのかなりの部分がCS 1.6に残りました。
マップは多様で、それぞれチームが特定のマップを他のチームより得意としています。CS2のマップに対するベッティングのオッズは、試合全体での勝率を反映しているとは限りません。
2012年にはCS:GOがリリースされました。開発者はHidden Path Entertainmentという、以前Counter-Strike: Sourceのポストリリースに参加していた企業でした。目的は両方の対戦シーンを統一することであり、その最初のステップとして、1.6とSourceの両方のプレイヤーをテストプロセスに招待しました。このゲームは、リリース時には控え目な期待を持たれていて、コミュニティの一部に受け入れられるまでは少々時間がかかったものの、Valveが定期的に更新を続けたことから人気が高まりました。
ゲームの人気が大きく跳ね上がった時期の1つが、2013年8月のArms Dealアップデートの後です。ここでプレイヤーが武器装飾に使えるスキンが追加されました。このアップデートで驚くほど人気は高まり、Steamのプラットフォームでスキンのトレードやベットが可能になると、多数のプレイヤーが新たにこのゲームに参入しました。
トーナメント主催者がゲームのオープンサーキットに参入し、大きな大会が数多く登場したことで、eスポーツシーンは成長を続けました。最も栄誉あるトーナメントは、年2回のCS:GO Majorです。この大会はValveがスポンサーを務め、第三者が主催するもので、決まってTwitchの視聴者数記録を更新しており、100万ドルの賞金総額が呼び物です。Majorを1度でも開催したことのある主催者としては、ESL、DreamHack、MLG、ELEAGUE、PGL、FACEIT、StarLadderなどが挙げられます。
2023年9月、Valveは待望のCounter-Strike 2をリリースしました。CS:GOの成功を受け、ゲームは殆どそのままの状態が維持されていましたが、シリーズに新しい息吹を吹き込むために、注目に値するゲームメカニクスが追加されました。
最強のチームは?
CS:GOで活躍していた最高のチームとプレイヤーの多くが、CS2でも引き続き活躍しています。Finn “karrigan” Andersenが率いるFaZe Clanは、CS2に最高の形で適応し、最初の3回のイベントでのトーナメント優勝により、2023年の1年間にCS:GOで獲得した賞金総額よりも多くの賞金を獲得しました。CS2のリリース前、シーンを支配していたのはTeam Vitality (Mathieu “ZywOo” Herbautのホーム)でした。
それ以外にも多数のチームが最高レベルで対戦しています。これには、MOUZ、ENCE、G2 Esports、NAVI、Virtus.pro、Cloud9、Astralis、FURIA、Team Liquid、Ninjas in Pyjamas、Fnatic、Complexity Gaming、Monte、Team Spirit、Apeks、GamerLegion、BIGが含まれます。
世界のトップチームの最新リストを確認する最善の方法は、HLTV世界ランキングとESL世界ランキングをチェックすることです。この2つのプラットフォームは、トーナメントでのグループとブラケットのシード方法を決定する主な要因です。トーナメントでの順位がチームのランキングに大きく影響しますが、選手登録名簿の変更などの要因によってもチームがいくつか順位を下げる可能性があります。
CS2にベットするには?
ゲームの構造上、CS2ベッティングは本質的にメジャーなチームスポーツのベッティングと変わりありません。チームAとチームBが対戦し、勝利か敗北のいずれかで終わるという意味で、ベッティングの仕組みは同じです。
結果(マッチアップの勝者)へのベットはマネーラインと呼ばれます。オファー時のオッズには、チームの勝敗記録や状況的要因に基づき、そのチームが持っていると思われる強さを反映しています。賭け金にオッズを掛け合わせたものが、あなたが受け取る払戻金です。
- 記事：CS2の予想
マッチは個別のマップから構成されているので、各マップの勝者とマッチ全体の勝者の両方に賭けることもできます。マップにはバリエーションがあり、チームによって得意なマップが異なるので、CS2マップでのベッティングオッズは、必ずしもマッチ全体の勝利オッズを反映しているとは限りません。
Pinnacleではマッチアップ勝者のベッティングと並んで、ハンディキャップベッティングも提供しています。このタイプのベットでは、認識されている能力の不均衡に応じて調整されたオッズが表示されます。強いチームに乗り越えるべき「ハンディキャップ」が与えられる一方で、弱いチームにアドバンテージが与えられます。したがって、ハンディキャップベットは次のいずれかの例のようになります。
Pinnacleでは、CS2へのライブベッティングも提供しています。つまり、試合が行われていて、アクションが展開されているときにベットすることができます。
ベッティングの対象となるCS2トーナメント
Pinnacleでは、ESL Pro League、ESL One、IEM、BLAST Premier Series、Pinnacle主催のピナクルカップを含む、すべての主要なCS2トーナメントでCS2ベッティングを提供しています。オンラインとオフライン両方の定期イベントにもベットでき、このレベルでは本格的なCS2ファンがベッティングで優位に立つことができます。
CS2ベッティング：注目すべきポイント
たいていのマルチプレイヤータイトルがそうであるように、CS2で成功できるかどうかは、個人のスキルとチームプレイの組み合わせにかかっています。ほとんどのトップチームが個人の才能という観点で強いメンバーを抱えていますが、最強レベルのチームはコミュニケーションに優れており、これがチームプレイの強化に繋がっています。
CS2には、他の有名eスポーツのタイトルではあまり見られないユニークな特徴が数多くあります。例えば、様々なマップとそのマップに対するチームの熟達度です。試合全体では勝ち目の薄い（オッズに反映される）アンダードッグだとしても、特定のマップでの強さが証明されているなら、そのマップについてのベッティングでは本命になる可能性もあります。
2勝先取のベストオブスリー形式では、相手チームがマップを選ぶ前に、各チームが1つだけマップを拒否することができるので、チームの苦手なマップを知っていれば、とりわけ有利になります。
このCS2ベッティングの入門ガイドを読み、ゲームの知識を使ってお金を稼ぎたい気持ちが高まってきたなら、Pinnacleのオンライン最高のCS2オッズにベットしてみてください。
