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5 20, 2020
5 20, 2020

CS:GOで控え選手を使用した場合の影響

控え選手やスタンドインの使用方法

控え選手を適応させる

控え選手に適応する

控え選手を使用した場合の影響

CS:GOで控え選手を使用した場合の影響

CS:GOでは、チームは状況によってスタンドインや控えの選手の起用を選択する必要があります。登録メンバーを7人に増員しているAstralisのようなチームは選手を交代させることができます。この交代がチームに与える影響について、CS:GOの元プロプレイヤーMathieu “Maniac” Quiquerezが検証します。

Counter-Strikeでは、チームはスタンドインや控え選手を使用しなければならないことがよくあります。このことがチームのパフォーマンスにどのように、またどの要因によって影響するのでしょうか? 言うまでもないことかもしれませんが、私は現役時代に欠員が出たチームの一員として、または登録メンバーを助けるスタンドインとして、何度もこの状況に直面しなければなりませんでした。

ここ数年は光栄にもこのような状況を分析したり、メンバーを選んだりする機会も得ています。まず、チームが控え選手を利用する2つの異なるアプローチについて、その両方の長所と短所を説明します。最後に、公式のゲームで控え選手を出場させることがチームのメンタルに与える影響について説明します。

控え選手を適応させる

大まかに分類すると、スタンドインについて話しているときに気づく要素の1つに、ゲーム中に与えられるポジションと役割があります。簡単に言うと、チームが控え選手に適応するか、控え選手がチームに適応するかです。まず、欠場したプレイヤーの役割をスタンドインが正確に果たそうとする場合を考えます。

公式のゲーム中、メンバーにスタンドインが含まれていると、プレッシャーがいくらか軽減するものです。

楽観的に考えた場合、欠場したプレイヤーのポジションにスタンドインを配置すると、ゲームリーダーは交代前の戦略の台本やプレイスタイルに大きく依存することができます。攻撃や防御の装備について自発的な実行内容や解決策を考え出す必要はほとんどありません。この条件では、控え選手が果たすべき役割が周知で、すでに理論化され、わかりやすい方法で提示できるため、より効率的に準備することもできます。

この理論的に美しい状況には、面倒になる可能性も含まれます。周知のことですが、正確、適時、かつ円滑な実行においてエラーは許されません。作戦が機能するには、通常どのメンバーも計算通りに装備を使用するなどの条件を守り、特定のタイミングで攻撃する必要があります。そのようなさまざまな制約がある状況にスタンドインが加わると、上述の作戦中にミスが発生してすべてうまくいかなくなる可能性が大幅に高まります。同じことが用意周到の防御と装備にも言えます。

プレイヤーA、B、Cの配置および注視する方向は議論するべきことですが、起こる可能性があるさまざまな条件すべてにおけるチームメイトの対応策を全員が知るには、何時間も練習する必要があります。

無秩序な状態になると、チームメイト(この場合はスタンドイン)について、あなたが単独で行動していて移動する必要があることを知ることもなく手順に従って対応するのではと、間違った憶測をしてさらに事態が悪くなるかもしれません。チームの構成に適応させることでそのスタンドインの加入を最適化しようとすることに良い面があるのは明らかですが、小さなミス1つですべてが大失敗に終わる可能性があります。

控え選手に適応する

時間をかけてこのように認識するようになったチームリーダーもいるため、あまりないことだとしてもスタンドインを行動の予測できない危険人物として使用するチームが出てくることもあるでしょう。そのようなチームは、控え選手にゲーム内での完全な自由を与え、攻撃側であっても防御側であっても積極的に行動させるため、そのプレイヤーはどこにいても「大きな賭けに出る」ことができ、どんな武器でも希望のものを駆使することができます。

欠場したプレイヤーのポジションにスタンドインを配置すると、ゲーム内リーダーは交代前の戦略の台本やプレースタイルに大きく依存することができます。

このアプローチでは明らかなメリットとして、スタンドイン個人のパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。CS:GOを何でも好きなようにプレイできるのは、非常に素晴らしいことです。またチームは、作戦への対抗策や準備がすべて自動的に無効となるため、予測がかなり難しくなります。

控えの選手にこのような自由を与えると、対戦チームが極端に混乱することにもなります。おそらくスタンドインはCounter-Strikeの暗黙のルールを尊重するわけではなく、予測される通常の戦略的枠組みよりも攻撃的になることが多くなります。当然、このアプローチは勢いに大きく依存するため、諸刃の剣となります。

もしゲームリーダーとして、控え選手に合わせるこのアプローチを選択した場合、個々のプレイヤーに単独でラウンドを勝利してもらう必要があり、自分のプレイスタイルの幅広い戦略を制限することになります。チームが行き詰まると問題が出始め、複雑な状況から自分自身を救い出すための所定のプレイが必要です。

さらに、控え選手がどんな方法でも好きなようにプレイできるようにすると、チームの他のメンバーはその選手を中心に行動し、その要望に応えなければならないため、高い柔軟性も必要となります。その結果、他の個々のメンバーが発揮するパフォーマンスが確実に落ちてしまいます。危険人物とプレイするCS:GOは浅はかすぎて長期的には成功しませんが、奇妙な(面白い)ゲームで勝利できるかもしれません。

控え選手を使用した場合の影響

最後になりますが、公式のゲーム中、メンバーにスタンドインが含まれていると、プレッシャーがいくらか軽減するものです。その理由についてはこの記事では詳しく述べませんが、期待が薄い、「失うものは何もない」という姿勢、対戦相手にかかるプレッシャーが大きくなるなどが挙げられるかもしれません。私はそのポジションにいたことがあるため、1ラウンド勝つたびに対戦相手に精神的なダメージを与えることになると考えながら、やや気楽な感じでゲームを始められることを知っています。

このような環境では、スタープレイヤーは通常の手順の制約から解放され、考え方も変わるため、残酷なパフォーマンスを示す傾向にあります。さらに、スタンドインと一緒にプレイしているのでゲームに勝利するための戦略がないとチーム全体が認識すると、いつも以上のパフォーマンスを発揮するプレイヤーも実際にいるのです。

そのようなプレイヤーはさらに攻撃的にプレイし、さらに危険を冒し、チームの責任を負い続けます。心理学的にリラックスしていても、意欲が高まることがあっても、控え選手がいることは喜ぶようなことではありません。状況へのアプローチの決定方法や、チームの構成への代役の採用方法によってはメリットもありますが、このような環境でパフォーマンスを行うことは、常に極めて大きな困難が伴います。

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筆者について

Mathieu Quiquerez

Now retired from being a professional player for teams including LDLC and Titan, Mathieu “Maniac” Quiquerez has become a widely recognised CS:GO analyst, featuring at events such as ESL One New York and the BLAST Pro Series. Alongside his immense knowledge of the game and its past iterations (having competed in CS:GO, CS: Source and CS 1.6), Mathieu is also the third highest earning Swiss esports player of all time.

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