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10 24, 2017
10 24, 2017

アービトラージベッティング解説

アービトラージベッティングを分かりやすく解説

シンプルなアービトラージの例を紹介

アービトラージベッティングの落とし穴

アービトラージベッティング解説

リスクのないリターンを約束する、アービトラージベッティング(またはアービトラージベット)。ベッティングコミュニティ内でも当然のごとくよく話題に上る、いわば「究極のギャンブル戦略」ですが、その仕組みはどうなっているのでしょうか?この記事には、アービトラージについて知っておくべき事がすべて記されています。それでは解説を始めましょう。

アービトラージベッティングとは?

リスクに基づくあらゆる活動は詰まるところ、価格差の追求であると言えます。工場Aから€10でウィジェットを仕入れ、商店Bに€15で売ることができれば、リスクを負うことなく€5が懐に転がり込んできます。

投資銀行業界が生み出す利益の大部分は、こうしたシンプルな原理に基づくもの。それらを目も眩むような数の商品や資産にわたって、恐ろしく複雑な形で応用しているのです。  

それに比べてアービトラージベッティングは、上述の単純なウィジェット売買の例にずっと近いものであり、多くのベッターがアービトラージを活用して、リスクを負わずに利益を上げることに成功しています。 

アービトラージの仕組みと、ピナクルがそれを積極的に受け入れる理由を説明するため、短いビデオを作成しました。

アービトラージベッティングの例

アービトラージの仕組みは、シンプルな例で説明するのが一番分かりやすいでしょう。以下の表は、チーム1とチーム2が対戦するeスポーツマッチに対し、2つの仮想ブックメーカー(AとB)が提供しているオッズを示しています。

アービトラージベッティングの例

チーム 1チーム 2マージン賭け金利益
ブックメーカーAのオッズ(BA) 1.300 3.930 102.4% 26.54 4.30
ブックメーカーBのオッズ(BB) 1.420 2.900 104.9% 73.46 4.31
アービトラージ( チーム1/BBと チーム2/BAを合算) 1.420 3.930 95.9%(利益率4.1%) 100

各ブックメーカーのマージンはいずれも、ブックメーカー側に有利となっています。しかし、ブックメーカーAのチーム2のオッズ(3.930)と、ブックメーカーBのチーム1のオッズ(1.420)を組み合わせることで、マージンはベッター側に有利となり、ベッターは4.1% (100-95.9=4.1) のリターンを確保できます。重要なのはオッズに応じて、賭け金を表で示されるように配分する必要があるということ。こうすることで、チーム1とチーム2のどちらが勝っても、€4.30のリターンが保証されるわけです。

こうした手法は上記のような2ブックメーカー間での例に留まらず、ハンディキャップベッティングなど、あらゆるベッティング市場に適用できます。常時変動する市場でベッティングやレイイングが行われ、アービトラージの機会が定期的に発生するライブベッティング市場では、より幅広い形で応用されています。また、フリーボーナスを活用したアービトラージベットで利益を確保することも可能ですが、そうした状況は限られるでしょう。

アービトラージの機会が発生する理由は?

アービトラージで儲けることにしか興味のない方でも、アービトラージの機会が発生する状況を理解しておくことは重要です。主な理由は以下のとおりです。

  • ブックメーカーの見解が異なる

  • ブックメーカーが特定の立場を取っている、またはプロモーションを実施中である

  • ブックメーカーのオッズへの反応が鈍い、または単純にミスを犯している

一番多いのは最初の理由で、特にピナクルが絡んでいる場合はアービトラージに直結しやすくなります。なぜならピナクルのリスク管理は、オンラインで最高と評されているからです。結果としてピナクルのオッズには、どのブックメーカーよりも多くのアービトラージチャンスが眠っています。当社がベッティングプロモーションを行わないことも、そうした傾向に拍車を掛けています。

アービトラージベッティングの落とし穴

この時点で外へ飛び出し、アービトラージでリスクなく儲けたくてウズウズしている方のために、一旦現実へ目を向けましょう。「この世にタダより高いモノはない」のですから。アービトラージの理論が数学的には正しくても、必要なオッズを見つけ、滞りなくベットを行うまでの過程にはリスクが存在します。アービトラージを始めるにあたっては、以下の点を考慮しておくことが重要です。

賭け金の上限とアカウントの閉鎖

賭け金の上限はブックメーカーによって異なり、よってアービトラージの機会の正しい活用を妨害される恐れがあります。 オンラインで最高の上限額を提供しているピナクルなら、これは問題になりません。

中にはアービトラージプレイヤーを嫌っているブックメーカーもいます。彼らが理想とするプレイヤー像に合致しないからです。ボリュームに基づく独自のビジネスモデルを有するピナクルは、ベッティングの意図には関心がなく――アービトラージを歓迎しています

ベットのキャンセル

ブックメーカーはミスの見つかったベットをキャンセルでき、そうなった場合にアービトラージのベッターは、片賭けしているのと同じ状況に晒されます。その結果、それまでコツコツと稼いできた利益を、あっさり失ってしまう恐れがあります。アービトラージに用いる各ブックメーカーのルールに、しっかり目を通しておきましょう。

複雑化

アービトラージベッティングを最大限に活用するには、膨大な数のブックメーカーのアカウントと資金を、膨大な時間をかけて管理する必要があります。これは相当骨の折れる作業です。生活のため、財テク的にアービトラージを実践するベッターも多いですが、そのために費やされる時間もコストとして計算に入れることが必要でしょう。アービトラージの機会を探すという重労働を代行してくれるサービスも数多く存在しますが、手数料の支払いによって利益が削られますし、ここに記したすべてのリスクから解放されるわけでもありません。

アービトラージのチャンスは一瞬でついえる

多くのブックメーカーは競合サイトを基準に用いて、定期的にオッズを更新しています。その結果、アービトラージのチャンスは数分どころか、数秒間しか続かないこともあり、したがって時間との勝負になります。そして人は時間に追われると、いつか必ずミスを犯します。こうした部分ではアービトラージ用ソフトウェアは役立つでしょうが、ネイキッドポジションに晒されないという保証はどこにもありません。言い換えるなら、ベッティングの選択肢をすべて押さえておかない限り、リスクは発生するということです。

アービトラージベッティング対バリューベッティング

一部のベッターは、アービトラージはブックメーカーが市場への値付けを誤っているケースを暴くだけで、それゆえ「間違っているオッズ」にだけ賭けたほうが価値(バリュー)があると主張します。こうした考え方は、見かけよりもはるかに複雑です。実際、アービトラージ対バリューベッティングの議論には、多くの幅広い見解が存在します。   

アービトラージベッティング - 始め方

ここまでお読み頂いた方は、アービトラージを検討するための情報は十分お持ちのはずです。次のステップへ進みたい場合は、ピナクルのアカウントを手に入れましょう。オンラインで最も競争力の高いオッズを提供し、アービトラージを歓迎しているピナクルには、他のブックメーカーよりも多くのアービトラージチャンスが眠っているからです。

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