不審なマッチに関するピナクルのポリシー

ベットのキャンセルに関して、よく寄せられる否定的なご意見にお答えするために役立つ情報をご紹介します。この情報が有益であり、読み終えた後にピナクルのポリシーの背後にあるプロセスと理由を、さらによくご理解いただけることを願っています。

スポーツブックに公正性の部署があるのはなぜでしょうか。

  • ベットするための、より安全で、信頼できるプラットフォームを構築するためです。
  • これは、運営ライセンスを申請して、維持するためにますます重要さが増している部分です。
  • 「八百長の黒幕」を明らかにすることは、すべての人の集団的利益です。
  • ベットのキャンセルに関して最終的に決定を下す、トレードフロアから独立して運営される部署を持つためです。

不審なマッチは、どのように判断するのでしょうか。

ピナクルがマッチをキャンセルするような極端なケースでは、ライセンサ―に対してその決定を正当化する必要があります。ゲーミング規制当局は、この点においてスポーツブックではなく、顧客の側に立って対応するため、これは運営ライセンスの重要な部分になります。顧客がスポーツブックの誤った対応を証明できる場合、ゲーミング当局は運営者のライセンスを取り消すことができるのです。

ラインムーブメントだけが、マッチが八百長かどうかを判断するための尺度ではありません。すべての市場は流動性が異なり、€50のベットがラインを動かすこともあれば、逆にラインが€10,000を取り、ほとんど動かない場合もあります。ベッティングしているアカウントを考慮に入れることは、はるかに関連性があります。

同様に、オッズが下がり、その後、競技者が下手なプレイを行うことは、八百長の証拠として十分ではありません。確かに疑わしく、詳細な調査の正当な理由となるかもしれませんが、マッチをキャンセルするには、ピナクルは、マッチが公正にプレイされていないと考える理由を示す必要があります。

第3者の憶測に基づいて決定を下すことは危険であり、法的権利を有しません。関連規制団体、データ会社、全国のプラットフォームに気付いたことを警告し、八百長に対して協力して闘う方がはるかに適切です。

この公正性コミュニティに情報を回すことは、判定プロセスを遅らせることになるかもしれませんが、正しい判断を下すために時間をかける価値があると私たちは考えています。

なお、私たちはどのマッチも「八百長」であると宣言はしません。私たちはすべてのデータ保護ルールに従いながら、疑わしい賭け行為を関連当局に報告するだけです。


FAQ

  • なぜ負けた賭けだけキャンセルするのですか?
  • この認識は正しくありません。マッチにおける賭けをキャンセルを決定する場合、デリバティブやプロップに対するものを含め、すべての保留中の賭けをキャンセルします。
  • イベントが終了してから賭けをキャンセルするのはなぜですか?
  • こちらも厳密には正確ではありません。私たちは、情報に基づいた決定を行うために必要なすべてのデータが集まり次第、行動を起こします。どんなマッチでもキャンセルすることは重大なプロセスであり、実行に移すためにはさまざまな上級管理職の承認が必要です。
  • 何も悪いことをしていないのに、なぜ私の賭けがキャンセルされたのですか?
  • お客様が誠実にベットしたことには疑問がありませんが、ある賭けの一般パターンが検出され、それにより、このマッチが公正にプレイされないことに合理的疑いの余地がないと考えるに至りました。唯一の公平な措置は、マッチ全体をキャンセルすることです。
  • 別のスポーツブックは私の賭けをキャンセルしなかったのに、なぜここではキャンセルしたのですか?
  • 前にも述べたように、私たちは、私たちが内々に把握した情報に基づいて意思決定を行っています。ピナクルでは業界内の公正性コミュニティからのフィードバックを考慮に入れますが、他のスポーツブックの決定は私たち自身の決定に影響を与える程度で、拘束力はありません。スポーツブック同士はこうしたケースでは連携するのが一般的なので、このような状況はまれです。
  • マッチをキャンセルするのは、ひどいラインを開いてしまって損をしそうだからですか?
  • ピナクルが流動性の低い市場で弱いラインを開いておいて、事後に大量の勝ちの賭けをキャンセルするというシナリオは実現不可能です。運営ライセンスを失うことのリスクは、それとは比べものにならないほど重視されているので、そのような理由で賭けをキャンセルすることは絶対にありません。私たちは、弱いラインを開くことをビジネスに一部として完全に受け入れています。

ピナクルはベッティング業界で20年以上の経験を持ち、信頼と誠実さに基づいた確固たる評判を構築するために懸命に取り組んできました。ピナクルは正しい決断を行うと信頼していただけることを願っています。また、本情報がお客様がお持ちの懸念を解消できることを願っています。