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8 1, 2023
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リーグ・オブ・レジェンドWorlds 2023 - アウトライトベットプレビュー

LoL Worldsアウトライトウィナーの予想

LoL Worlds優勝の大本命はどのチーム?

リーグ・オブ・レジェンドWorldsの開催日程

LoL Worldsの開催地は?

リーグ・オブ・レジェンドWorlds 2023 - アウトライトベットプレビュー

今年も、歴史に名を遺すチームが誕生するときがやってきました。リーグ・オブ・レジェンドのワールドチャンピオンシップ(Worlds)がいよいよ開幕します。出場チームとそれぞれの優勝できる可能性について、ジャック・スチュワートが解説します。

毎度のことながら、リーグ・オブ・レジェンドワールドチャンピオンシップは波乱の展開とエンターテイメントにあふれた大会となりそうです。この段階で勝利を確約されているチームは一切ありません。だからこそ、毎年Riot GamesのPick’Emsには悩まされることになるのです。

当然、中国のLPLと韓国のLCKから出場するチームが優勝トロフィーを手にする大本命と考えられていますが、果たしてどうなるでしょうか。おそらく、アジアリーグを戦い抜いてきたプレイヤーたちには疲れが残っているでしょう。特にLee “Faker” Sang-hyeokは手首の故障を抱えており、それがLECとLCSの代表チームに大きなチャンスをもたらすかもしれません。

それでは、eスポーツ年間カレンダー最大のイベントを満喫するために、優勝目指して戦う主要地域のチームのアウトライトオッズを見ていきましょう。

リーグ・オブ・レジェンド ワールドチャンピオンシップ – 大会情報

リーグ・オブ・レジェンド ワールドチャンピオンシップ2023は、リーグ・オブ・レジェンドの年間カレンダーで最大規模の大会です。世界中から、各リージョナルリーグを代表する22チームが、サモナーズカップ獲得を目指して韓国に集結します。

大会はプレイイン、スイスステージ、ノックアウトステージの3つのステージに分けられます。プレイインではスイスステージに進出できる2枠を懸けて競います。そしてスイスステージからは、8チームがノックアウトステージに駒を進めることができます。

リーグ・オブ・レジェンド ワールドチャンピオンシップの開催日程

Worldsは10月10日から11月19日まで開催されます。この期間中に毎日試合があるわけではなく、試合の大半は週末に行われます。

  • プレイインラウンド:未定
  • スイスステージ:10月19日~23日および10月26日~29日
  • ノックアウトステージ:11月2日~5日および11月11日~12日
  • 優勝決勝戦:11月19日

リーグ・オブ・レジェンド ワールドチャンピオンシップの開催地は?

今大会は韓国のソウルとプサンにある4つの会場で開催されます。プレイインはLoLパーク、スイスステージはKBSアリーナ、準々決勝と準決勝はサジク・アリーナでそれぞれ行われる予定です。そして世界一を決める決勝戦は、普段は野球専用スタジアムとして使用されている巨大な高尺スカイドームで行われます。

LoL Worlds 2023を制するのはどのチーム?

現時点でのリーグ・オブ・レジェンド ワールドチャンピオンシップ2023の本命は、今年すでにLPLスプリットとMSIで優勝しているJD Gamingの1.917*です。

Worlds 2023出場チームの分析

LPL - JD Gaming (1.917)LNG Esports (5.630)Bilibili Gaming (8.460)Weibo Gaming (10.340)

この先1か月の間、あるフレーズをたびたび耳にすることになるはずです。

それは、「ゴールデンロード」。

リーグ・オブ・レジェンドにおいてゴールデンロードとは、あるチームが単一シーズンのすべての大会で優勝することを言います。原則として、これは各地域のスプリングおよびサマープレイオフ、Mid-Season Invitational、そしてWorldsでの優勝を意味します。

LPLチャンピオンのJD Gaming (JDG)が、史上初のゴールデンロードを達成できるかに注目が集まっています。そうです、これは伝説的メンバーがそろっていた時代のT1ですら達成できなかった記録なのです。

今シーズンのJDGが持つ圧倒的な強さを考えると、世界チャンピオンの本命と見るのは当然でしょう。とはいえ、彼らも盤石というわけではありません。先日行われたLPLサマープレイオフ決勝で、中国の第3シードLNG Esportsが、JDGを5ゲーム目まで追い詰める緊迫した戦いを見せました。

さらに、レギュラーシーズンの結果を見ると、第4シードのWeibo Gamingは今季いずれのシリーズでもJDGに勝利しています。Kang "TheShy" Seung-lokのようなグラスキャノン(ガラスの大砲)がいるチームには、常に優勝まで一気に駆け上がるチャンスがあります。オッズは9.880で、アウトサイドピックに最適かもしれません。

残るは第2シードのBilibili Gamingですが、このチームは今年MSIの下位ブラケットでLCK代表2チームを倒し、見事決勝まで勝ち上がる素晴らしい戦いを見せており、世界の舞台で通用する実力を証明しました。

LEC - G2 Esports (24.670)Fnatic (38.880)MAD Lions (63.600)Team BDS (286.610)

今シーズンはずっと、LECの新フォーマットによって、世界大会でのヨーロッパ勢の栄光を取り戻すことができるのだろうかという懸念を抱いてきました。今まさに、その答えが出ようとしています。

ここ数年、ヨーロッパ勢が大舞台で苦戦を強いられてきたことはよく知られています。MSIを制したG2 Esportsが世界大会で優勝を重ねた2019年は、まるで遠い夢のようです。とはいえ、当時の魔法を取り戻すために懸命に努力してきたG2 Esportsを侮ることはできないでしょう。

この夏のトップリーグで活躍するプレイヤーを一人ひとり見ていくと、G2のボットレーンコンビが優位に立っています。Steven “Hans Sama” LivとMihael “Mikyx” Mehleは、それぞれ平均キル数(6.3)および平均アシスト数(13.6)でトップを記録しています。

もちろん、これらの数字はその背景も含めて捉える必要があります。つまり、LPLやLCKで活躍する同等のプレイヤーよりも弱い対戦相手と、少ない試合数で戦っているということです。それでも、今年はG2に勢いがあるという事実に変わりありません。ボットコンビの安定感に加え、トップレーナ―のSergen "BrokenBlade" Çelikはキャリーとしてステップアップを果たし、Martin "Yike" Sundelinは鮮烈なデビューを飾り、Rasmus “Caps” Borregaard Wintherは優勝決定戦で怪物的な自己ベストに並ぶ活躍を見せました。

誰もが恐れるG2の復活を目撃することになるかもしれません。

また、Fnaticは波乱に満ちたシーズンを耐え、見直しを行った登録選手とともにWorldsの舞台まで勝ち抜いてきました。負傷したルーキーのÓscar "Oscarinin" Muñoz Jiménezの穴を埋めるMartin “Wunder” Hansenが、プレイオフで素晴らしい活躍を見せた一方、このポジションをめぐるチーム内の不確実性から、大きな大会に向けた準備がどの程度できているのかが気になります。

MAD Lionsについては、スプリングで優勝しMSIに出場するなど、LECの上位チームとしての安定感があります。しかしこれまで、チームの能力を活かした非常に高いレベルでのパフォーマンスを維持することができていません。

過去の大きな大会では苦戦続きのMADですが、すべての歯車が噛み合ったときに、番狂わせのひとつやふたつは引き起こしかねない存在です。

プレイインの最終枠をめぐってGolden Guardiansと対戦する予定のTeam BDSについても、一言述べておく必要があるでしょう。今年のBDSは、素晴らしいチームプレイで周囲に衝撃を与えましたが、マルチプルゲーム5ではこれまで、最後のハードルでつまづいています。

LCS - NRG (95.670)Cloud9 (77.060)Team Liquid (189.310)Golden Guardians (286.610)

サマープレイオフでNRGが大金星を挙げたことで、LCSは根底から揺れに揺れています。北米出身のプレイヤーが大半を占めるチームが優勝してきた北米リーグにおいて、これは過去に類を見ない大番狂わせとなりました。

リージョンにとっては素晴らしいニュースですが、この想定外の勝利によって、NRGが世界を相手にどこまで戦えるのかを予想するのは難しくなりました。そうした理由から、第2シードではあるものの、チームとしての裏付けがあり国際大会出場経験者を擁するCloud9のほうがよいオッズとなっています。

今年、NAチームに寄せられる期待値は明らかに低くなっています。それは現世界チャンピオンチームのメンバーHong "Pyosik" Chang-hyeonを擁するTeam Liquidについても同じです。

ただし、Worldsの予選シリーズではひとつだけ、NAチームが本命になっている試合があります。それは、Golden GuardiansとBDSが対戦する試合です。先日のMSIにも出場したGolden Guardiansは、経験の浅いBDSメンバーを相手に優位に立てるはずです。とはいえ、息をのむほどの接戦になることが予想されます。

LCK - Gen.G (6.090)T1 (10.150)KT Rolster (12.270)Dplus Kia (14.140)

最後に、昨年の決勝で戦った2チームが属するLCKを見ていきましょう。

何年にもわたり世界のリーグ・オブ・レジェンドシーンを牛耳ってきたこの地域では今、真の競争が繰り広げられています。先日のMSIでは、またしてもLPLのライバルチームに勝利を奪われてしまいました。韓国での開催で、ホームの大観衆を前にすれば尚更、LCKはトップに返り咲こうと死に物狂いで戦いを挑んでくるでしょう。

韓国第2シードのT1は絶対に外せません。MSIでは本命のJDGを相手に、5ゲーム目までもつれ込む戦いを見せたT1。このときのメンバーは、昨年のWorldsで準優勝したときと同じでした。

しかしLCKファイナルでは、印象に残る強さを見せつけたGen.Gに、あらゆる面で大きく水をあけられてしまいます。ADキャリーのKim "Peyz" Su-hwanは、3-0で勝利した試合中にKDAが34/3/16という馬鹿馬鹿しいほどの記録を叩き出し、チームはリーグ3連覇を決めました。

JDGのゴールデンロードについてはよく話題に上っていますが、その夢をぶち壊すチームがGen.Gかもしれません。

一方、KT Rolsterは2018年以降遠ざかっていた国際大会に戻ってきました。プレイオフ期間中は、インスタントクラシックでT1を5ゲーム目まで追い詰め、最終ゲームでは3つのバロンスティールを成功させる戦いを見せました。大会のダークホース的存在として、目をつけておくべきチームと言えるでしょう。

最後はDplus KIAです。第4シードではありますが、伝説のミッド/ジャングルコンビで知られるKim "Canyon" Geon-buとHeo "ShowMaker" Suを擁するDplus KIAには、常にトロフィー獲得のチャンスがあります。アイコニックなボットレーナ―のKim "Deft" Hyuk-kyuがチームを支えているという事実は言うまでもありません。

*オッズは変更される場合があります。

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筆者について

Jack Stewart

スポーツジャーナリズムで経験を積んだJackは、数年前、イギリスの新聞で初のeスポーツ常勤ジャーナリストとなったのを機にeスポーツ分野でのキャリアをスタート。ここ数年はLeague of Legendsを徹底的に追い求め、Pinnacleで専門的な見識を伝えています。

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