8 25, 2020
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2020/21シーズンのPremier Leagueで降格になるチームは?

2020/21シーズンのPremier League降格予想

Premier Leagueに残るチームは?

新しく昇格したチームの降格はあるか?

危険なチームは?

2020/21シーズンのPremier Leagueで降格になるチームは?

English Premier Leagueの2020/21シーズンが、9月12日に始まります。Andrew Beasleyは、プレビュー第2弾として、降格回避を目指すことになるかもしれないチームについて、また下位3チームで終わりそうなチームに関し昨シーズンの統計から何が読み取れるかについて見ていきます。どのチームがPremier Leagueで降格になるのでしょうか? 続きを読んで、EPLの降格予想にお役立てください。

2020/21シーズンのEnglish Premier League降格予想

2020/21シーズンのPremier League残留を懸けた争いは、間違いなく激しいものとなります。Championshipから新しく昇格したクラブ(Leeds、West Bromwich Albion、およびFulham)は、いずれも過去16年内にこの最高峰リーグに参加したことがあり、それぞれに残留のチャンスがあると考えるでしょう。

実際、PinnacleのEPL優勝市場では20チーム全てにプライスが付いている一方、降格については11チームしか賭けの対象となっていません。LiverpoolやManchester Cityといったチームが下位3チームで終わるなどという考えは率直に言って馬鹿げていますし、たとえオッズを自分で好きに決められるのだとしても、まだベットするに値しません。

Premier LeagueとChampionshipの2019/20シーズンにおける予想ゴール数(xG)の指標と枠内シュートの統計を使って、降格に突き進むことが現実的なチームが来たるシーズンでどうなると予想されるのかをここで見ていきましょう。

新しく昇格したチームの降格はあるのか?

West BromとFulhamは、現在のところ市場をリードしており、そのプライスが示唆するところでは、両チームがすぐさまChampionshipに戻ることなく持ちこたえる可能性は約44%です。Fulhamは1年で降格という形を経験したことがあり、彼らが前回Premier Leagueで戦った2018/19シーズンに、この不名誉な功績を達成しました。

Leedsの基本的な統計データは、新しく昇格した3チームの中で、このチームが最も残留の可能性が高いことを示しています。

昨シーズンの統計データを基にすると、どちらのチームもこの市場でその位置を占めるに値しますが、特にFulhamはなおさらです。FiveThirtyEightの予想ゴール数データが示すところによると、Scott Parker率いるFulhamは、9位で昨シーズンのChampionshipを終えているはずでした。つまり、プレーオフを完全に逃し、気にかける余地もなかったということです。

その同じデータでは、West Bromが3位、xGの差で彼らを上回ったBrentfordが2位でした。ただし実際には、基本的なデータが示す然るべき数値よりも5ポイント少ない勝ち点でした。

しかし、枠内シュートのデータが描き出したものは深刻です。Slaven Bilic率いるWest Bromが相手チームより多く枠内シュートを放った試合は、リーグでの46試合中の半分しかありませんでした。Premier Leagueのチームはこの点についてそう寛大ではありませんから、これが彼らの破滅を証明することになるかもしれません。

対照的に、統計に基づくとLeedsの前途はかなり明るいと思われます。彼らが相手チームよりも多く枠内シュートを放った試合数は、(その他のチームより10試合以上多い) 38試合でした。また、xGデータの示すところでは、ただの1回しか負けずに驚きの合計115ポイントを挙げるはずでした。

これは、彼らが降格市場において、降格の可能性20%で、9番目のフェイバリットにしかなっていない理由を説明するものです。昇格後のチームのパフォーマンスがどうなるかを把握することは常に難しいものですが、Marcelo Bielsa率いるLeedsは本当にChampionship優勝に値するパフォーマンスでしたから、スタートには悪くない場所です。

恐れる必要のないチームは?

この市場には、次のシーズンで降格する恐れはないはずのチームが、3チームあります。特にSouthamptonは、昨シーズンのPremier Leagueで枠内シュートが6位、xGが7位にランク付けされており、そういった心配を持つ必要はありません。

このチームは、昨年10月にトップリーグ史上最大のホーム敗北を喫しましたが、そうなる可能性を考えた人はほとんどいなかったことでしょう。しかし、そのLeicester戦での屈辱的な9-0での敗北からシーズンの終わりまでの間に、Ralph Hassenhuttl率いるSouthamptonは、Foxesの愛称で呼ばれるLeicester Cityよりも多くのポイントを稼ぎました。Southamptonは降格の心配をするよりも、むしろ、来シーズンはヨーロッパの大会の出場枠を争っていくべきです。

問題ないはずのその他のチームは、Sheffield UnitedとBurnleyです。どちらのクラブも、今回検討している基本的な統計では順位表の中央に位置しており、最終的に2019/20シーズンのリーグではそれぞれ9位と10位という功績を残しました。

これらのチームの場合、不測の状況によって不運な結果となる可能性があります。たとえば、現在のクラブにおける優れた仕事のおかげで、監督に対し他のチームを引き継がないかという誘いが容易にかかる可能性があります。ただし、現状では、両チームが順調にとどまるはずです。

危機に瀕する可能性のあるチームは?

市場に残るチームは、Aston Villa、Brighton、Crystal Palace、Newcastle、およびWest Hamです。統計を詳細に見なくても、歴史が繰り返されるとしたら、Dean Smith率いるAston Villaは、Premier Leagueに居場所を残そうと苦労することになるでしょう。

Aston Villaは、Premier Leagueが20チームの時代において、35ポイント以下で残留した4番目のクラブです。その前の3チーム(2004/05シーズンのWest Brom、2008/09シーズンのHull、2009/10シーズンのWest Ham)を例とすると、チームはその次のシーズンの最後に降格となりました。

Steve Bruceは、昨シーズンNewcastleが降格しないよう維持したという点で信用に値するものの、基本的な統計データは、彼らが降格するはずだったことを示唆しています。

Aston Villaの枠内シュート数の統計はまずまずのものでしたが、予想ゴール数に基づけば彼らは下位3チームに入っていたはずでした。Jack Grealishまでこのクラブを離れることがあれば、Aston Villaにとって再び厳しいシーズンとなる可能性があります。

Brightonは、他の4チームに比べて最も安全だと思われます。Graham Potterの指揮の下、Seagullsの愛称で呼ばれるBrightonは、前の2シーズンのトップリーグより優れた基本的統計値を出しましたし、実際より多くのポイントを稼いでいた可能性がありました。

しかし、Crystal Palaceは簡単に深刻な苦境に陥る可能性があります。このチームのメンバーは昨シーズンのトップリーグで最も平均年齢が高く、Wilfried Zahaは移籍を考えていると言われていますし、緊急性を増すチーム再構築という仕事を統括する監督として73歳のRoy Hodgsonが適任であるのかどうかには疑問が残ります。

Eaglesの愛称で呼ばれるCrystal Palaceは、昨シーズンのxGと枠内シュートの統計データが完全に一致しており、どちらのデータでも8勝22敗8引き分けとなりました。どのチームでも正確にパフォーマンスに値するポイントを稼ぐという可能性は低いものですが、その結果が32ポイントに相当するとなれば、ほぼ降格は確実でしょう。

West Hamはシーズンの大部分で不調でしたが、終盤に近付くにつれて調子を取り戻し始めました。彼らはxGの統計データに基づくとぎりぎりで残留に値しますし、枠内シュートの結果はArsenalやTottenhamなどをわずかに上回りました。

最後に、Steve Bruceは、昨シーズンの難しい状況の中でNewcastleが降格しないよう維持したという点で信用に値するものの、実のところ、基本的な統計データは、彼らが降格するはずだったことを示唆しています。予想ゴール数によれば、当然の勝利は全試合中たった4試合のみであり、最下位の順位で終わるはずでした。

実際、Magpiesの愛称で呼ばれるNewcastleは、UnderstatのxGモデルではゴール前6ヤードからのシュートで20ゴールを挙げているべきところ、何とかその半分を決めただけでした。今のところ、現状のチーム構成に真剣に投資する可能性は低いようで、West BromとFulhamとともに2020/21シーズンのPremier League下位3チームに入って終わるものと思われます。

Premier League 2020/21シーズンのベスト4および優勝候補チームに関するAndrewのプレビューは、こちらからご覧ください。

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オッズは変更される場合があります

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