コパ・アメリカ2019のウィナーオッズ
チーム
オッズ
暗示的確率(%)
ブラジル
2.350
42.6
アルゼンチン
4.800
20.8
ウルグアイ
8.500
11.8
チリ
11.000
9.1
コロンビア
10.000
10
ペルー
19.000
5.3
パラグアイ
27.000
3.7
エクアドル
31.000
3.2
ベネズエラ
36.000
2.8
日本
37.000
2.7
ボリビア
51.000
2
カタール
76.000
1.3
コパ・アメリカ2019のグループ
コパ・アメリカのグループA
コパ・アメリカのグループB
コパ・アメリカのグループC
コパ・アメリカ2019の予想:ベッターが考慮すべきことは?
ホームフィールドアドバンテージ
ワールドカップ南米予選では、ホームウィンとアウェイウィンの比率は3対1です。 しかし、エクアドルやボリビアのように高地でのプレーを得意とするチームでは、アウェイでの勝率がさらに低くなります。
開催国はホームでプレーできる有利な立場にあり、ブラジルももちろん、ホーム大会で素晴らしい歴史を残してきました。ただし、自国開催だったワールドカップの準決勝ではドイツに惨敗し、コパ・アメリカ1975で負けた後に積み上げてきたホームでの無敗記録を63に伸ばすことができませんでした。
今回のトーナメントは、ブラジルが初めてコパ・アメリカの開催国となってから100周年の節目を迎えます。ブラジルは、この大会を開催した過去4回のすべてでトロフィーを獲得しています。
12年もの間メジャータイトルから遠ざかっていたサッカー大国にとって、今回のホーム開催は、優勝できるまたとない機会となる可能性があります。
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変遷期にあるチーム
トーナメントに参加する国の多くにとって、この大会は、過酷な2022ワールドカップ南米予選の前に団結力のあるチームを作るチャンスです。
チリ の代表チームはベテラン選手が多く、今回が最後のコパ・アメリカになる選手も少なくないでしょう。前回、前々回と2連覇したことは、選手層が安定していた証しと考えられますが、2018ワールドカップの予選敗退は、主力の選手たちが全盛期を過ぎたことを明らかにしたと言えます。Arturo Vidal、Alexis Sanchez、Gonzalo Jara、Gary Medelは今や全員30代です。このチームが優勝するのは難しいかもしれません。
ペルー も同様の問題に直面しています。2018ワールドカップで見事な戦いぶりを示したペルー代表は、Jefferson FarfanとPaolo Guerreiroの両フォワードが今でも主軸ですが、2人の年齢を合わせると69歳になります。
2011年チャンピオンのウルグアイ は、Diego Godin、Edinson Cavani、Luis Suarezといったスーパースターが30代になっていますが、年齢の問題にうまく対応しています。主力が今も健在でチームに貢献し続けているウルグアイでは、Jose Giminez、Lucas Torreira、Rodrigo Bentancurを筆頭にした若手も力を付けているため、今後しばらくの間タイトルを狙える位置にいます。
今回また主催国となったブラジル は、押しも押されもせぬスーパースターと、RicharlisonやDavid Neresなど優れた将来有望な才能を持つ選手からなる盤石のチーム構成で、非常に有力です。
アルゼンチン は、ブラジルに次ぐ二番手と予想されています。いつものように、Leonel Messi次第の感は多々ありますが、ロシアワールドカップではなぜか無視されていたGiovani Lo Celsoや、フォワードのAgueroとDybalaといったスター選手もそろっています。Lo Celso、Dybala、Lautaro Martinez、Rodrigo De PaulといったメンバーがトーナメントでMessiの力を最大限引き出すことさえできれば、優勝がアルゼンチンとなることも十分にあり得ます。
コロンビア は、新たにCarlos Queirozが監督に就任しました。新体制になってからこれまで2試合しか行っていないので、チームの陣容を確認できるのは興味深いです。Queiroz監督が最初から勝利の方程式を見つけることができれば、力のあるチームなので大穴となります。比較的やさしいグループのため、本領を発揮して決勝トーナメントに進出できる可能性があります。
ベネズエラ は、ベテランが率いるチームにU-20ワールドカップ決勝進出に貢献した主要選手が加わり、チームを強化しています。
招待チームについて
グループステージを設けることができるように、コパ・アメリカでは招待国枠が用意されます。メキシコは1993年以降のすべての大会に招待されてきましたが、今回は参加しません。代わって、1999年出場の日本と2022ワールドカップ主催国のカタールが参加します。
コパ・アメリカの招待チームの成績
チーム
年
最高成績
メキシコ
1993-2016
準優勝(1993年、2001年)
米国
1993, 1995, 2007, 2016
4位(2016年)
コスタリカ
1997, 2001, 2004, 2011, 2016
準々決勝(2001年、2004年)
日本
1999, 2019
グループステージ
ホンジュラス
2001年
3位
ジャマイカ
2015, 2016
グループステージ
パナマ
2016年
グループステージ
カタール
2019
未定
日本 は2018ワールドカップで見事な戦いぶりを示したので、グループ同組のチリ、エクアドル、ウルグアイは用心した方がよいでしょう。中島翔哉 は、3500万ユーロで中東に移籍した注目の選手です。この移籍の前は、ポルトガルリーグのPortimonenseでプレーする左ウインガーでしたが、どうしたわけか2018ワールドカップの日本代表入りを逃しました。
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カタール は、タレント力ではコパ・アメリカに同じく招待されている日本に劣りますが、2019 AFCアジアカップ決勝でその日本を決勝で負かし、アジア王者として君臨しています。さらにハイレベルになる今大会で、カタールが選手の総力を結集した以上の力を発揮し続けることができるかどうかを見るのは興味深いところです。アルゼンチン戦とコロンビア戦が試金石となりますが、大方の予想はカタールに厳しいものとなっています。
カタールが初戦で当たるパラグアイは、他チームと比べるとはるかに扱いやすい相手のはずですが、それでもオッズが6.510 *となっています。
3位チームへの出場権付与
コパ・アメリカの3グループで3位となったチームのうち、成績の上位2チームに決勝トーナメントの出場権が与えられます。グループステージ最終試合のすべてが同時キックオフではないこともあり、出場権をめぐり、また準々決勝の対戦チームを予想して、さまざまな駆け引きが生まれることになります。チームに対するインセンティブは、グループ順位や大会の状況によって変更される可能性があります。
コパ・アメリカ2019で優勝するのはどのチームでしょうか?
ブラジルは、優勝候補筆頭と呼んで差し支えないでしょう。最強チームを擁しており、ホームフィールドアドバンテージもあることから、手ごわい対戦相手です。
アルゼンチンは、Lionel Messiを活かし切るという条件付きで、タレント面でブラジルに最も肉薄しています。 とはいえ、チームのまとまりに欠けていることで定評があるのも事実です。コロンビアが堅実な試合運びでグループステージを1位通過した場合、早くも準々決勝でアルゼンチンとブラジルが対戦することになったとしても驚くべきことではありません。
ウルグアイとコロンビアは、優勝候補の第1グループにどうにか属してはいますが、今回のコパ・アメリカは、2連覇中のチリをもってしても先の遠いトーナメントとなることでしょう。
注目の大穴チームは、ベネズエラ です。Salomon RondonとJosef Martinezという2人の対照的なスタイルを得意とする有能なアタッカーがいます。どちらもベストメンバーのアルゼンチンに勝った3月の試合で活躍し、ベネズエラがカウンターをしかけたら守るのは容易ではないことを証明しました。マドリードという中立的な場所で行われたことを考慮すると、なおさら印象的な大金星でした。
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ベテラン選手に加えて、2017 U-20ワールドカップ決勝戦のメンバーだったRonald Hernandez、Yangel Herrera、ゴールキーパーのWuilker Fariñezがスタメンに名を連ね、アルゼンチンに勝利しました。
若手による補強のほか、Rondonが攻撃の要となり、Martinezが強力な兵器として投入される可能性も高いです。組織力に富んだベネズエラは戦術を用いて試合をうまく組み立てる力があるので、番狂わせを起こしてグループステージを突破できるかもしれません。うまくいけば、力が不足しているペルーとボリビアに勝てる可能性があります。
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