4 29, 2016
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EURO 2016を制するチームは?

EURO 2016を制するチームは?

参加チーム数を24か国に拡大して行われる今夏のEURO 2016。ベッターにとっては優勝チームの予想がより難解になります。24チームに増えたことで不確定要素は減るのでしょうか?あるいはこの変更が強豪国には弾みをつけるチャンスを、弱小国には下剋上の機会を与えるのでしょうか?Alex Kebleが詳しく見ていきます。

EURO 2016の開催形式の変更が大会全体にどういう影響を及ぼすにせよ、PinnacleのEURO 2016アウトライトベッティングをリードする4チーム――フランス、ドイツ、スペイン、イングランドにとっては有利に働くはずです。

メジャーな国際大会では珍しいことですが、この4チームは無敗のまま、戦術的にもさほど消耗することなく、ベスト8まで勝ち上がる可能性があります。しかも、どのチームも同じヨーロッパ人プレイヤーや監督の影響下にあり、相手の手の内を知り尽くしていることから、どの国がアンリ・ドロネー杯を手にしても不思議はありません。

アレ、レ・ブルー – フランスは人気に応えられるか?

サッカーの国際大会において、開催国という立場は毒にも薬にもなるもの。地の利が生かせる反面、勝って当然というプレッシャーに晒されますし、本選までの2年間で厳しい試合を経験できないため、チームのカラーやスタイルが決まらないという側面もあります。直近14大会で開催国が優勝したのは3回だけ。最後は84年大会ですが、縁起を担ぐというのであれば、前回自国のファンの前で喝采を浴びたのは、Michel Platini率いるフランスチームでした。

幸運にも、フランス代表監督Didier Deschampsは、欧州ひいては世界でもナンバーワンと称されるほどのチームを指揮しています。4-3-3フォーメーションを採り入れた若手中心の刺激的なチームは、Lassana Diarraがバックの4人を守りつつ、Paul PogbaとBlaise Matuidiが前線へ走り込んでゴールを奪うという、中盤のバランスが取れたスタイル。Anthony MartialとAntoine Griezmannがサイドから猛然と駆け上がり、アーセナルのOlivier Giroudへときっちりつなげる、流れるようなカウンターアタックも得意とします。

レ・ブルー最大の弱点はフルバックにあります。Backary SagnaとPatrice Evraの2人のディフェンダーはいずれも30代半ばで、カウンターで走り込んだあとの回復に時間がかかるのが泣きどころ。最近もドイツやオランダに勝っていることから能力はお墨付きですが、現在のフランス代表チームはメジャーな国際舞台での経験に乏しく、もはや伝統芸の内紛によってチームが分裂してしまう可能性も。厳しい予選で準備を整えられなかったのもネックです。

こうした疑問はさておき、優勝候補チームがすべてグループステージを突破した場合、フランスはおそらくドイツと当たる準決勝までは、楽々と勝ち上がっていくように思われます。そのため、フランス代表チームが期待感に押しつぶされることなく、地の利を生かし、ポジティブな力に変えることができるのであれば、彼らがパリで二度目のトロフィーを掲げる可能性は、極めて現実的と言えるでしょう。

フランスの現在のEURO 2016アウトライト優勝オッズ: 4.40*

ドイツは調子を上げてくる?

厳しいプレッシングと高速カウンター、機械のような安定感を軸とするドイツの戦術は、5つのメジャーな大会で優勝するなど成果を上げています。

難攻不落というイメージが強い一方、過去9戦中、4敗を喫しているという事実は精査に値すると言えるでしょう。対イングランド戦は実験的なメンバーを用いての敗北。1対0で敗れたアイルランド戦では重苦しいパフォーマンスが目立ちました。アイルランドはボール支配率わずか29%での勝利と、守備に徹したアプローチが奏功したことを伝えています。こうした低調ぶりを見ていると、ブラジルに続いてEURO 2016でも成功を収められるのか一抹の不安を覚えます。

優秀なタレントを多く抱えている(Andre SchurrleやJulian Draxlerですらベンチ要員)ものの、Philipp LahmやPer Mertesackerといったリーダーがいない今のドイツチームには、わずかに突け入るスキがありそうです。

Mario Gotzeのトップチームでの経験不足、それにMiroslav Kloseに代わる強力なストライカーの不在もまた、ドイツチームの泣きどころ。フルバックのポジションの未熟さも、フランスやイングランドといった他の優勝候補チームとの最近の戦いにおいて、大きな敗因となりました。

もっとも、ここ数戦の失敗だけで、ドイツに見切りをつけてしまうのは早計でしょう。彼らが大舞台に強いという事実を忘れてはいけません。そのため親善試合の結果は割り引いて考えるべきですが、特別な何かを持っていないと、国際大会を連続で制覇することは不可能。ベッターは2016年のドイツチームがフランスで勝つための“何か”を持っているか、じっくり検討する必要があるでしょう。

ドイツの現在のEURO 2016アウトライト優勝オッズ: 4.47*

スペイン復活か、低迷が続くのか? 

ワールドカップ一次リーグ敗退の屈辱の傷がいまだ癒えないスペインは、その“ティキ・タカ”サッカーで世界を牛耳っていた時代の再現を夢見ているような節があります。代表チームの監督はVicente del Bosqueのまま。メンバーも2014年から代わり映えがしません。若い力の不在や、選手層の薄さが、チームの躍進を阻む恐れもあります。

スペインがグループをトップで通過した場合、イングランド、イタリア、ベルギーとの対戦が予想される準決勝までは、予選2位以下のチームとの対戦が待つのみ。

スペインが決勝トーナメントへ進めなかったのは3回だけで、しかもDavid de Gea、Sergio Ramos、Gerard Pique、Sergio Busquets、Andres Iniestaといった中心選手は今なお健在。となると、このチームを除外してしまうのは危険かもしれません。 実際のところ、Del Bosqueの好む戦略は時代遅れになっているにもかかわらず、Barcelonaは2014年以降、より多彩で、思慮深い、ダイナミックなチームに進化しました。スペインは、フランスではさらに手ごわくなっているはず。

スペインが誇る4バックは今なお世界のトップレベル。ドローにも恵まれました。スペインがグループをトップで通過した場合、イングランド、イタリア、ベルギーとの対戦が予想される準決勝までは、予選2位以下のチームとの対戦が待つのみ。多くはDel Bosqueが信頼を寄せる(ただし、大舞台に弱い)2人のプレイヤー、Cesc FabregasとDiego Costaのパフォーマンスにかかっていると言えます。

スペインの現在のEURO 2016アウトライト優勝オッズ: 6.00*

イングランド – ついに時代到来?

イングランド代表監督Roy Hodgsonの功績のひとつが、国民の期待を下げてみせたこと。おかげでチームは比較的静かな環境で大会に備えることができたという事実は、踏まえておくべきでしょう。ここだけの話、イングランドがEURO 2016で優勝できない理由はどこにもありません。

最近の対フランスやドイツ戦での勝利を導いたのは、“スパーズ”の中心選手たち。Hodgsonのチームが成熟しており、実力国との対戦でも、落ち着いてカウンター中心のプレーを実践できるほど我慢強くなっていることが伺えます。

大会出場チーム中、一、ニを争う強力な攻撃陣を擁するHodgsonですが、これだけ多くのタレントを抱えていると、逆に疑問も湧いてきます。Dele Alli、Harry Kane、Jamie Vardy、Daniel Sturridge、Wayne Rooney、Raheem Sterling、Danny Welbeck、Adam Lallana、そしてRoss Barkleyの中から、一体誰を選ぶのか?

仮に正しい攻撃布陣が見つかっても、中盤のディフェンスがイングランド最大の弱点であることに変わりはありません。そこにチームの経験不足と、敗北の歴史が重くのしかかります。それでも“3頭の獅子”がこうした不利を覆し、監督の緻密な戦略に従って冷静なプレーを続けられるなら、ドイツやフランス戦での勝利が示すように、今大会でついに頂点まで登りつめる可能性はあると言えるでしょう。

イングランドの現在のEURO 2016アウトライト優勝オッズ: 9.50*

ギリシャを倒すのはどのチーム?

EURO 2016の優勝候補の本命はイングランド、ドイツ、フランス、スペインの4チームですが、それ以外にも20チームが参加していることをお忘れなく。ギリシャは2004年にまさかの優勝を成し遂げ、今季のプレミアリーグでもそうした番狂わせが見られました。

レスターのように守備的で、大胆で、粘り強いチームであるウェールズは、こうしたサプライズを起こす可能性を秘めているかもしれません。ボールを無理に追わずに守備を固め、時に謙虚に、時に果敢にカウンターを繰り出すというウェールズの独特なスタイルは、グループステージでは強敵となります。Gareth Baleが絶好調なら、ウェールズが決勝トーナメントまで快進撃を見せるかもしれません。

EURO 2016の参加チームを増やすというUEFAの決定により、大会の結果へのベッティングはいっそう興味深いものになりました。大穴チームの番狂わせが確実に起きるとは言えませんが、ベッターにとっては考慮すべきポイントが各段に増えたことは確かでしょう。

EURO 2016のアウトライトベッティングと、ゲームスペシャルの一覧をご確認ください。

*オッズは変更される場合があります

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