ワールドカップ2022本大会が迫る中、各国は代表メンバーの選出を進めています。ワールドカップの優勝候補はどの国か? ワールドカップでサプライズを起こすダークホースは? Pinnacleのワールドカップ2022パワーランキングでは、カタール大会の有力な10チームを取り上げています。
ワールドカップのグループリーグの成績は、 ノックアウトステージの予想に役立つか?
11月20日(日)に開幕するワールドカップ2022。今回もスリリングな大会になるのは間違いありません。
各国の代表メンバーが決定する中、世界最高の選手たちがカタールで輝くための準備を始めています。果たして、頂点に立つのはどの国なのか? 初優勝はあるのか、それともお馴染みの強豪チームが制するのか?
大会に出場する上位10か国に注目してみました。
10位ウルグアイ
スター選手:フェデリコ・バルベルデ
ウルグアイが最後にワールドカップで優勝してから72年が経ちますが、南米の古豪は今大会で上位進出を狙っています。
前回大会で準々決勝に進出してから4年、現在はフェデリコ・バルベルデを筆頭に若手とベテランが見事に融合したチームになりました。
レアル・マドリードのエースは、24歳の若さでリーガ・エスパニョーラ2冠とチャンピオンズリーグの優勝メダルを獲得。このワールドカップでもスター候補の1人と目されるミッドフィールダーです。
リバプールのストライカー、ダルウィン・ヌニェスやトッテナムのミッドフィールダー、ロドリゴ・ベンタンクールもヨーロッパで活躍中。さらにルイス・スアレス、エディンソン・カバーニ、ディエゴ・ゴディンといった経験豊富な選手もウルグアイには揃っています。
9位デンマーク
スター選手: カスパー・ドルベリ
このパワーランキングで最初に登場する欧州勢のデンマークは、昨年の欧州選手権での準決勝進出を経て、さらなる飛躍を狙っています。
多くの選手が欧州のトップリーグでプレーした経験を持ち、欧州予選では10試合中わずか1敗。
トップレベルに復帰したクリスティアン・エリクセンが中盤でア目覚ましい活躍を見せる中で、セビージャのカスパー・ドルベリやエスパニョールのマルティン・ブライトバイテにもゴール前で多くのチャンスが生まれるでしょう。
8位ドイツ
スター選手: レロイ・サネ
4度の優勝経験を携えてカタールに向かうドイツ。彼らが上位進出すると見る専門家は多くありませんが、自信のある方は無視して良いでしょう。
ストライカー、ティモ・ヴェルナーの負傷離脱はハンス=ディーター・フリック監督にとって大きな痛手ですが、その陣容を見れば今もクオリティの高さは歴然としています。
バイエルン・ミュンヘンでプレーするレロイ・サネとセルジュ・ニャブリのコンビは、そのスピードでどんなチームも苦しめるでしょう。
ワールドカップ優勝メンバーのトーマス・ミュラーとマヌエル・ノイアーも、トロフィーを掲げるために必要な経験と知識を提供するはずです。
7位フランス
スター選手:キリアン・エムバペ
前回王者はカタール大会を前に負傷者が続出しており、再びトロフィーを掲げる望みに大きな影響を及ぼす可能性があります。
4年前に中盤からチームを動かしていたポール・ポグバとエンゴロ・カンテが、今回はともに欠場。
そのため、キリアン・エムバペとカリム・ベンゼマには得点のプレッシャーが増しています。エドゥアルド・カマヴィンガはカタール大会の注目選手の1人ですが、20歳の若さで欠けたスター選手たちの代わりになるのは荷が重いでしょう。
6位イングランド
スター選手:ハリー・ケイン
ガレス・サウスゲート監督率いるイングランドは4年前のワールドカップで準決勝進出、Euro 2020では決勝進出を果たし、主要大会で安定した成績を残してきました。
しかし最近の成績は芳しくないため、カタールに向かう監督と選手には疑問符が付いてまわります。
それでもキャプテンのハリー・ケイン、ボルシア・ドルトムントのスター選手ジュード・ベリンガム、マンチェスター・シティのフィル・フォーデンなどトップクラスの選手が多く揃い、若手とベテランが上手く融合しているのは確かです。
5位スペイン
スター選手:ペドリ
ルイス・エンリケ監督率いるスペイン代表は、2008年から2021年にかけて世界大会を席巻したメンバーと遜色のない中盤を備えています。バルセロナの若いペア、ペドリとガビは将来のスター候補といえるでしょう。
セルヒオ・ブスケッツやロドリらも若手を支えます。しかし、スペイン代表が不安材料を抱えるのは攻撃面です。
前線に立つ選手の第一候補は依然としてベテランのストライカー、アルバロ・モラタになりそうですし、他の選手はいずれも国際試合の出場数が2桁に達していません。
4位ベルギー
スター選手:ケヴィン・デ・ブライネ
4年前はベルギーの黄金世代がピークを迎え、トロフィー獲得への長い道のりに終止符を打つと多くの人が信じていました。
しかしわずかに力及ばず、最終成績は3位でした。今も十分なクオリティを持つチームとはいえ高齢化は進んでおり、前回大会以上の結果を出すことはいささか難しいかもしれません。
ティボー・クルトワはほぼ間違いなく世界最高のゴールキーパーであり、ケヴィン・デ・ブライネ、エデン・アザール、ヤニック・カラスコなど、前線にクオリティをもたらす選手もいます。
グループFは危なげなく突破できるでしょうが、守備面はやや脆弱だと思われます。それが大会後半に露呈するかもしれません。
3位 アルゼンチン
スター選手:リオネル・メッシ
35歳になったリオネル・メッシですが、今シーズンも大一番でインパクトを与えることができると証明しました。自身初のワールドカップ優勝を決死の覚悟で狙いに行くでしょう。
過去にはアルゼンチン代表がパリ・サンジェルマンのスターに頼りすぎているのではないかという議論もありましたが、今回はメッシを補強する攻撃的なタレントが多く揃いました。
ラウタロ・マルティネス、フリアン・アルバレス、パウロ・ディバラ、ホアキン・コレアの4人は国内の大舞台で活躍しており、中盤のオプションも強力なようです。
アルゼンチンにベットしようと考える人にとっては守備力が心配の種でしょうが、前線の選手たちが多くの人の期待に応えるインパクトを残せれば、それほど守備をする必要はないかもしれません。
2位オランダ
スター選手:メンフィス・デパイ
ここ15試合無敗でカタールに乗り込むオランダ。ワールドカップ初優勝に向けて、明らかに自信に満ちたムードを漂わせています。
2014年大会で3位の成績を残しながらも、Euro 2016とワールドカップ2018の出場権を獲得できなかったことは大きな衝撃でしたが、その失望からは立ち直りました。
ルイ・ファン・ハール監督率いるチームは予選でトルコやノルウェーがいるグループを勝ち抜き、今年に入ってからはベルギー、デンマーク、ポーランドといった国々を打ち負かしています。
オランダ代表の歴代得点ランキングで現在2位タイのメンフィス・デパイは、トップスコアラーまであと9ゴールです。
1位 ブラジル
スター選手:ネイマール
ワールドカップ出場国の一角であり、FIFAワールドランキングで首位につけているブラジル。彼らが擁する選手の強さを見れば、その理由は容易に理解できるでしょう。
ティテ監督率いるチームは南米予選を首位で通過し、予選17試合で14勝3分けと負けなし。
守備面ではチアゴ・シウバ、マルキーニョス、アレックス・テレス、ロジェール・イバニェスといったオプションがあり、正ゴールキーパーの座はともに英国でプレーするアリソンとエデルソンの2人が争うことになりそうです。
中盤にはプレミアリーグでプレーするファビーニョ、ブルーノ・ギマランイス、カゼミーロ、ルーカス・パケタ、フレッジの5人組が控えていますが、やはり真の脅威は攻撃陣でしょう。
前線を牽引するのはネイマールでしょうが、リシャルリソン、ラフィーニャ、ヴィニシウス・ジュニオールもカタールで重要な役割を果たす可能性があります。
Pinnacleがお送りするその他のワールドカップ2022のコンテンツは、 ワールドカップのベッティングのアドバイスセクションをご覧ください。