5 2, 2019
5 2, 2019

スローコートでより優れたプレーをするのはどの選手か?

特定のプレースタイルがスローコンディションでどのようなパフォーマンスを見せるか

スローコートでのベッティング戦略

サーブ重視の選手はスローコートでどのようなパフォーマンスを見せるか?

ツアー中、最もスローなコートはどれか?

スローコートでより優れたプレーをするのはどの選手か?

メインのクレイコートのシーズンがスタートしていますが、数か月後には芝のシーズンが始まります。テニスカレンダーは、最もスローなコートから最もファストなコートへと変わります。テニス専門家のダン・ウエストンが、プレイヤーダイナミクスと予想されるコンディションに基づいたベッティング戦略のいくつかを探ります。

前の記事では、ツアー中、最もファストな会場でサーブ重視の選手とリターン重視の選手がどのようなパフォーマンスをしたかを検証し、市場はファストコンディションではサーブ重視の選手を過小評価することが、また同じコンディションでリターン重視の選手を過大評価することが分かりました。これにより今後のベッティング市場に参入する際に実行可能な戦略が見えてきます。

2 部シリーズのこの戦略記事のパート 2 では、逆のコートコンディションであるツアーで最もスローな会場を見ていきます。

繰り返しますが、最初は現行大会の歴史的なコンディションを分析するための調査が行われました。62.2% またはそれ以下のサービスポイントを取った会場が 12 あり、これが最もスローな会場でした。

ファストな会場はハードコート (屋内と屋外の両方) と芝のコートが主でしたが混在しており、この基準に基づくスローな会場は、モンテカルロでのマスターズ 1000 大会および来たる全仏オープンなどの複数の主要大会を含むクレイコートの大会のみでした。

さらに先週バルセロナ (ドミニク・ティエムが優勝) とブダペスト (マッテオ・ベレッティーニが優勝) で開催された最近の大会もこれに含まれます。

これらのツアー中の最もスローな 12 の会場でのティエムのパフォーマンスを見れば、ティエムがなぜバルセロナで優れたパフォーマンスをしたのか洞察することができます。2016 年以降、ティエムはこれらの会場 (大半は ATP ツアー) で 73 試合プレーし、仮にどの試合でも彼に £100 のベットが賭けられたとすると、£1,203 の利益を還元しました。

投資収益率 (ROI) は 16.48% となり、非常にスローなコンディションでのティエムの能力を適切に表しています。

サーブ重視の選手とみなされているにもかかわらず、ベレッティーニのスローコンディションでのパフォーマンスも安定しており、少数の例ながらこれらの会場の 16 試合で 22.44% の ROI を記録しています。

本シリーズの最初の記事同様、私たちの主な目的は、特定のプレーヤーのダイナミクスがこれらのスローなコンディションでどのようなパフォーマンスを見せるかを評価することです。

前の記事で、サーブ重視の選手はファストコンディションでは市場の予想を上回ることを証明しましたが、スローコンディションでは逆が真となりました。

選手がサーブ重視かリターン重視かを決めるオプションは、選手が取った基本的なサービスポイントのパーセンテージを使用する、または選手が取ったサービスポイントとリターンポイントのパーセンテージの差を使用するなど複数あります。

以下の表は 2016 年 1 月 1 日から 2019 年 4 月 28 日までの期間に、すべてのベットが仮に £100 のフラットステークだとして、サーブ重視の選手がこれらのスローな会場でどのようなパフォーマンスをしたかを示しています。

フィルター 1: サービスポイントを取った上位 10 の選手

フィルター 1: サービスポイントを取った上位 10 の選手

選手

スローコートでのパフォーマンス、2016 年以降

スローコートでのパフォーマンス、2016 年以降

スローコートでのパフォーマンス、2016 年以降

 、

試合

P/L

ROI

イスナー

13

-213

-16.38

カロビッチ

12

-214

-17.83

フェデラー

3

-63

-21.00

ラオニッチ

14

-134

-9.57

キリオス

8

-163

-20.38

アンダーソン

17

199

11.71

オペルカ

6

-42

-7.00

ツォンガ

16

-17

-1.06

チリッチ

20

-440

-22.00

クエリー

4

-178

-44.50

フィルター 2 : サービスポイントとリターンポイントの差異で上位 10 の選手

フィルター 2 : サービスポイントを取った上位 10 - リターンポイントは異なる選手が取る

選手

スローコートでのパフォーマンス、2016 年以降

スローコートでのパフォーマンス、2016 年以降

スローコートでのパフォーマンス、2016 年以降

 

試合

利益/損失

ROI

カロビッチ

12

-214

-17.83

イスナー

13

-213

-16.38

オペルカ

6

-42

-7.00

クラン

3

-126

-42.00

ラオニッチ

14

-134

-9.57

キリオス

8

-163

-20.38

アンダーソン

17

199

11.71

コピル

21

-558

-26.57

コキナキス

4

-295

-73.75

クエリー

4

-178

-44.50

前の記事で、サーブ重視の選手はファストコンディションでは市場の予想を上回ることを明らかにしましたが、スローコンディションでは逆が真となりました。彼らは市場の予想に全く応えることができず、フィルター 1 での 113 試合で還元した投資収益率は -11.19%、そしてフィルター 2 での 102 試合ではさらに悪い -16.90% でした。

ケビン・アンダーソンだけがいずれのフィルターでも、スローコンディションでポジティブなリターンを記録しました。

フィルター 3: サービスポイントを取った下位 10 の選手

フィルター 3: サービスポイントを取った下位 10 の選手

選手

スローコートでのパフォーマンス、2016 年以降

スローコートでのパフォーマンス、2016 年以降

スローコートでのパフォーマンス、2016+

 

試合

利益/損失

ROI

カブチッチ

3

-149

-49.67

オリーボ

29

2668

92.00

ベルロク

41

-1052

-25.66

アンドゥハル

17

297

17.47

ファビアーノ

19

-883

-46.47

ダニエル

44

-640

-14.55

アンドレオッシ

30

-506

-16.87

ズムル

26

-204

-7.85

アルボット

22

-490

-22.27

西岡

6

-308

-51.33

フィルター 4 : サービスポイントを取った下位 10 - リターンポイントは異なる選手が取る

フィルター 4 : サービスポイントを取った下位 10 - リターンポイントは異なる選手が取る

選手

スローコートでのパフォーマンス、2016 年以降

スローコートでのパフォーマンス、2016+

スローコートでのパフォーマンス、2016 年以降

 、

試合

利益/損失

ROI

シュワルツマン

56

-332

-5.93

アンドゥハル

17

297

17.47

ズムル

26

-204

-7.85

オリーボ

29

2668

92.00

カムケ

12

-272

-22.67

ファビアーノ

19

-883

-46.47

フォニーニ

51

532

10.43

ベルロク

41

-1052

-25.66

西岡

6

-308

-51.33

シモン

33

-582

-17.64

ビッグサーバーはスローコンディションで苦戦している一方で、ファイルターからリターン重視の選手は市場の予想を上回ることができなかったことが分かります。

選手にはこれらのスローな会場でプレーすることにはっきりとした好みがある (彼らがプレーした試合数から明らか) にかかわらず、市場はリターン重視の選手をかなり正確に扱っているようです。

フィルター 3 のリターンは -5.35%、フィルター 4 は -0.47%。したがって、スローコンディションでリターン重視の選手をブラインドバッキングすることは実行可能な戦略ではありませんでした。

しかし、先の記事で導き出された結論と同様に、このデータは、ビッグサーバーがスローな会場に参戦する場合は、ビッグサーバーに対抗することに何らかの価値があることを確認するのに役立ちました。数週間以内にビッグサーバーは全員フレンチオープンに参戦するので、このことは 2019 年の 2 番目のグランドスラムを前にしてベッターに考える材料をもたらすでしょう。

Pinnacleのベストバリューオッズを最大限に活用するために、Pinnacleの エキスパートのベッティングアドバイスを必ずお読みください。

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