6 22, 2017
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Kei Nishikori: 日本スポーツ界に新たな衝撃を与えられるか?

Kei Nishikori: 日本テニス界のスター

Nishikoriがテニス界の頂点に立てる理由

今年のWimbledonで優勝するチャンスは?

Kei Nishikori: 日本スポーツ界に新たな衝撃を与えられるか?

Credit: Getty Images

男子テニス界はここ数年、Novak Djokovic、Andy Murray、Rafael Nadal、Roger Federerの4選手がATPランキング上位を独占し続けてきました。しかし、才能豊かなKei Nishikoriは、彼らビッグ4の統治に終止符を打てるポテンシャルを秘めています。過去最高だった2015年シーズンの出来は取り戻せていませんが、Nishikoriは世界最高のプレイヤーたちと互角に戦える実力を示しており、すぐにまたタイトル争いに加わってくるはずです。今年のWimbledon大会で、Nishikoriはついに、日本人初のグランドスラムタイトルを手にすることができるのでしょうか?答えを知りたければ、ぜひご一読ください。

2017年Wimbledon大会のオッズでは、特にビッグ4と比較した場合、Kei Nishikoriはカヤの外に映るかもしれません (99.870*)。しかし、日本人最多の優勝回数を誇るこのテニスプレイヤーは、ロンドン遠征の成功を予感させるだけの何かを垣間見せてきました。

Kei Nishikoriの過去の四大大会オッズを徹底検証

Kei Nishikoriの過去の四大大会オッズ

2017年オッズ2017年成績2016年オッズ2016年成績
全仏 36.000 ベスト8 23.000* ベスト16
全英 99.870* 未定 29.000 ベスト16
全米 23.000* 未定 31.000 ベスト4
全豪 34.000 ベスト16 29.000 ベスト8

キャリア通算で見ると、WinbledonはNishikoriにとって鬼門のようです。2015年(ふくらはぎ)と2016年(脇腹)は共に故障で棄権を余儀なくされました。今大会のオッズが、特に昨年と比べて異常に高いのもそのせいでしょう。第9シードの選手にこれだけ高いオッズがつくのは異例であり、絶好調時のNishikoriが見せるパフォーマンスレベルを考えたら、今年のWinbledonベッティングではかなり美味しいオッズと言えるかもしれません。

Kei Nishikoriは第9シードでWinbledonを迎えます。ベッターにとってはNishikoriが2012年以降、2015年シーズンの4勝(楽天オープン、マレーシアオープン、バルセロナオープン、メンフィスオープン)を含め、少なくとも毎年一度はATPワールドツアーで優勝しているという事実にも勇気づけられることでしょう。しかもNishikoriはただ優勝するだけでなく、連覇も成し遂げています。メンフィスオープンに至っては、4年連続でタイトルを奪取しました。

それでも、Nishikoriにとって最大のモチベーションが、手が届きそうで届かない、初のグランドスラムタイトルであることは間違いありません。特に2014年の全米オープン決勝でMarin Cilicに敗れてからは、一層その思いを強くしているはずです。

Kei Nishikori – 唯一無二のプレイヤー

もう日本には住んでいないとはいえ、Nishikoriは今も日本人のアイドルです。東京を訪れる際は、街中でファンに囲まれないよう変装すると公言しており、楽天オープンでは練習セッションですら、混乱を避けるため入場規制がかけられます。なぜなら、Nishikoriのファンはそれだけ数が多く、熱心で、コントロールが難しいからです。

もっとも、Nishikoriの戦い方それ自体も、こうしたファンと同じような極端さを抱えています。Kei Nishikoriのプレースタイルは実に極端です。世界最強のプレーを見せる日もあれば、プレッシャーに負けてしまう日もあります。

例えば先日のローランギャロスでのAndy Murrayとの一戦を思い出してください。Nishikoriは第1セット、世界ナンバーワンプレイヤーを圧倒して6-2で取りました。第2セットの第3ゲームもブレーク寸前まで追い詰めながら、エンジンに火がついたMurrayの前に屈しました。Nishikoriは結局、6-2、1-6、6-7、1-6で試合を落としました。

2014年全米オープンのNishikoriが1ポイントに要した距離は平均わずか55.9フィート。 Murrayの70.1、Wawrinkaの63.1と比べても抜きんでています。

この時のMurrayとの対戦は、Nishikoriの今日までのキャリアを象徴するような試合でした。Nishikoriは、2014年の全米オープン決勝までにAndy MurrayやNovak Djokovicを破ってみせたように、はまったときは世界最高のプレイヤーとも遜色のないプレーを見せます。しかし、調子が悪い日には、本来一蹴すべきプレイヤー相手に苦戦を強いられます。最近では、リオ・オープンで第76シードのThomaz Belluciに苦杯を舐めさせられました(最終オッズは1.14)。Belluciにとっては2012年以来のトップ10プレイヤーからの勝利でした。安定感こそ、NishikoriがWinbledonで優勝する鍵となるでしょう。

日本スポーツ界最高のビッグスター?

日本ではサッカーと野球の人気が飛び抜けていますが、Nishikoriはその大躍進によって、日本スポーツ界最高のスターの称号を勝ち取りました。以下のリストは、Nishikoriの優勝した大会と、ピナクルのオッズをまとめたものです。

Kei Nishikoriの優勝直前のオッズ

大会優勝オッズ
2016年メンフィスオープン 1.505
2015年シティオープン 4.390
2015年バルセロナオープン 4.300
2015年メンフィスオープン 1.532

Kei Nishikoriの強み

Nishikoriの特徴はその俊敏な動きにあります。2014年全米オープン決勝までの道のりは、世界最高のプレイヤーたちを打ち破る上で、Nishikoriのフットワークがいかに重要だったかを如実に表しています。2014年全米オープンのNishikoriが1ポイントに要した距離は平均わずか55.9フィート。 Murrayの70.1、Wawrinkaの63.1と比べても抜きんでています。これは俊敏かつ効率的な動きでコートを支配する、Nishikoriの能力を裏付けています。

Nishikoriはベースラインを味方につけ、コートの後方に陣取ったまま、その破壊的なバックハンドをダウンザラインに叩き込んできます。ステップを減らして体力を温存し、余ったエネルギーをショットそのものにぶち込んで勝利を引き寄せるわけです。

Nishikoriは2014年の4勝を含め、2012年以降、少なくとも毎年一度はATPワールドツアーで優勝を飾っています。

Nishikoriはそのフットワークで、芸術的なリターンへの足がかりを作れるのです。過去12か月間、Nishikoriは相手のセカンドサーブに対し、54.8%の確率でリターンポイントを奪っています(全体7位)。リターンゲームの奪取率は31.1%(全体5位)です。このリターンゲームがあるため、Nishikoriは相手にとっては打ち破るのが極めて困難なプレイヤーとなります。サーブが少しでも甘くなれば、すかさず深いボールを打ち返して、相手のミスを誘います。

Kei Nishikoriの弱点

体格差が不利となるケースは少なくありません。この日本人ナンバーワンプレイヤーの身長はわずか1.78メートル。Marin Cilic(1.98メートル)やMilos Raonic(1.96メートル)ら大型選手と比べると見劣りしてしまいます。パワーとサイズで決まる試合が増えつつある中、Nishikoriのサーブは成功への障壁となっています。ファーストサーブの得点獲得率は71.5%。Raonicの80.5%やCilicの79.6%と比べると、その差は歴然です。

サービスエースは1試合平均3.3本と、男子シングルスの中では66番目の数字にすぎません。そのフットワークでブレークを奪い取れる一方、軟弱なサーブのせいで、Nishikoriはサービスゲームをキープするのに苦労するケースが目立ちます。とはいえ、Nishikoriが今年のWinbledonでサーブをきっちり調整してくるなら、それ以外の能力は申し分ありません。ベッターにとっては旨味の多いオッズとなり得るでしょう。

プレー全体で見れば、Nishikoriはピナクルの2017年Winbledonの優勝オッズで上位に食い込めるだけのクオリティを備えています。問題は、完ぺきなプレーを見せられるかどうか。安定感に欠けるため、Nishikoriの勝算を見極めるのは困難です。今季の成績は24勝9敗と悪くはありません。今大会は不利という下馬評も、さほど恐れることはないでしょう。Nishikoriは過去にも高オッズで真価を発揮したことがあり、今年のWinbledonでそれを再現するあらゆる可能性を秘めています。

オッズは変更される場合があります

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