3 10, 2017
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サッカーへの賭け方: 究極のサッカーベッティングガイド

サッカーの基本的なベットタイプとは?

サッカーベッティング戦略を進化させるには?

数学がサッカーベッティングの鍵を握るわけ

サッカーへの賭け方: 究極のサッカーベッティングガイド
その世界的人気を考えたら、ピナクルのベット取り扱い量がもっとも多いスポーツがサッカーであることは、驚くには値しません。無数の市場が用意された何百という試合に、毎週のようにベットできるサッカーベッティングでは、何らかの手引きが役立つベッターもいることでしょう。この記事を読んで、サッカーベッティングに必要なすべての知識を手に入れましょう。

サッカーへの賭け方

サッカーの試合では、11人のプレイヤー(ベンチ入りできる控え選手の数は大会によって異なります)で構成される2チームが対戦します。試合は45~90m x 90~120mのフィールド(ピッチ)にて、90分形式(前後半各45分)で争われます。延長戦(前後半各15分)や、勝敗を決するPK戦が行われる大会もあります。

サッカーの目的は単純明快。相手チームよりも多くのゴールを獲得したチームが、試合の勝者となります。もっとも、サッカーベッティングのほうは考慮すべき市場や、賭けるべき結果がバラティに富んでおり、そう単純にはいきません。試合結果だけではベットの勝敗が決まらない市場も存在します。 

サッカーベッティング: 基本ベットタイプ

サッカーベッティングで主流の3つのベットタイプは、他の大半のスポーツでもよく見かけるものです。サッカーベッティングの「ハンディキャップ」と「トータル」は、他のスポーツとまったく変わりませんが、サッカーでは試合結果に賭けることを「1X2」と呼びます。これは野球ベッティングの「マネーライン」に相当します。 

1X2

上述のとおり、「1X2」とは試合結果に賭ける市場のこと。ベッターにはホームの勝利(1)、ドロー(X)、アウェイの勝利(2)という3つの選択肢が用意されています。マネーラインとの唯一の違いは「ドロー」に賭けられるという点です(というのも、通常のサッカーの試合では延長戦が行われず、単純に引き分けという形で勝負が決するからです)。

ハンディキャップ

サッカーのハンディキャップベッティングは試合結果を予想するのに似ていますが、ゴール数に「ハンデ」がつくのが特徴です。ハンデは両チームの客観的な能力差が均等になるよう、ブックメーカーによって設けられます。1X2市場で優勢のチームには、克服すべきマイナスのハンデがつきます。逆に劣勢のチームには、アドバンテージとなるプラスのハンデが与えられます。 

データの活用や数学理論の応用は、ベッターが独自の確率を計算し、期待通りの結果を得ることを後押ししてくれます。

サッカーは得点の入りにくいスポーツであるため、サッカーベッティングで提供されるハンディキャップはNFLベッティングやNBAベッティングと比べて少ないのが一般的です(よほどミスマッチな試合でない限り、3点以上のハンデはつきません)。

ハンディキャップベットで勝利するには、マイナスのハンデを持つチームに賭けている場合は、ハンデの値を上回る得点差での勝利が必要となります。プラスのハンデを持つチームに賭けている場合は、チームの勝利か、ハンデの値を下回る得点差での敗北が必要になります。

トータル

サッカーのトータルベッティングは、試合の勝者とは何の関係もありません。この市場では単純に、その試合のゴール数がブックメーカーの提供する値を上回るか、下回るかを予想してベットします。「トータル」市場(オーバー/アンダー市場とも呼ばれます)と言うと一般的には、両チームが挙げたゴール数の総計を意味しますが、個々のチームのゴール数や、前半だけのトータルを予想する選択肢も用意されています。

その他の市場

サッカーへの基本的な賭け方を理解したなら、試合前のベッティングだけでなく、ライブサッカーベッティングに挑戦するスキルも身についたということ。ライブベッティングでもベットの種類や仕組みは一切変わりません。唯一の違いは、すでに始まっている試合に対して賭けるということだけです。

この他、どちらかと言うと伝統的な枠組みからは外れた市場も利用できます。例えばベッターはコーナーキックが与えられる回数に賭けることが可能です。またカードベッティングでは、両チームに出される反則カードの合計数を予想します。

さらにベッターは1試合だけの市場に限らず、様々なアウトライト市場にも賭けることができます。これらの市場ではリーグや大会の優勝チームを始め、得点王、降格チーム、フルシーズンでの各チームの総得点数などに賭けることが可能です。

サッカーベッティング戦略を進化させるには

負傷者のいるチームの調子が万全ではないことや、試合に用いられる戦術によってプレー内容が変わってくることは、サッカーベッターなら常識かもしれません。しかし、サッカーベッティングで一儲けしたいのであれば、こうした基本中の基本とも言える知識の上に、戦略を築いていくことが必要です。 

最初から複雑な予測モデルに飛びつくのではなく、シンプルなデータ分析をいくつか行うだけでも、サッカーベッティングの成績は大きく改善し得るのです。例えば「ホームチームが有利である」という一般論も、ホームフィールドアドバンテージの分析によって定量化できます。ベッターは分析結果をもとに独自のオッズを計算し、ブックメーカーのオッズと比較することが可能です。

サッカーは元々ランダム性が高く、ブックメーカーにとっても予測が難しいことで知られる一方、通算成績や過去の統計といったデータから、サッカーベッティングで優位を築くことは可能なのです。ドローを予想するのであれ、両チームが得点することに賭けるのであれ、ゴール期待値を分析するのであれ、データがベッターの頼もしい武器になることは確かでしょう。

数学がサッカーベッティングの鍵を握るわけ

David Sumpterがその著書『Soccermatics』(邦訳未刊)で示しているように、数学理論のサッカーへの応用は、サッカーというゲームの仕組みを、ひいてはベット上の決断を最適化する手法をより深く理解する上で役立ちます。イロレーティングから回帰分析まで、サッカーベッティングでお金を儲けたいのであれば、数学への基本的理解は欠かせません。

ネット上には様々な「ベッティング必勝法」が溢れていますが、ベッターはこうした予想屋の実績を信じる前に、それらを検証する方法を学ぶことが必要です。

数学の活用によって、ベッターはそのオッズに賭けるべきかどうか(すなわち、そのオッズがプラスの期待値を持っているかどうか)や、1回のベットに幾ら賭けるべきかを計算して、知ることができるのです。特定のベッティングメソッド(戦略的な賭け方)の導入は、サッカーベッティングの利益を最適化する上で効果的でしょうが、数学もまた別の角度から、あなたがお金を儲けるチャンスを改善してくれます。

ダブルチャンスベッティングとは、同じ試合の異なる結果に対して賭けることを言います。単純に勝利チームへ賭けるよりも得られる利益は少ないかもしれませんが、ドローや相手チームが勝った場合にも、利益を得られるという利点があります。

ポワソン分布といった多少高度な分析手段を活用すれば、平均値をもとに、チャート上に散らばる様々な結果の確率(例えば1試合のゴール数など)を割り出すことが可能です。

データの活用や数学理論の応用は、ベッターが独自の確率を計算し(次いでその確率をオッズに変換して、ブックメーカーのオッズと比較することにより)、期待通りの結果を得ることを後押ししてくれます。この方向性をもう一歩推し進めてモンテカルロシミュレーションを活用すれば、考え得るすべての結果を数値化して、その分布を割り出すことができます。

サッカーベッティングの予想屋にご注意

サッカーベッティングはサッカーという競技そのものに比べて、はるかに複雑なように思える一方、このガイドがベッターにとって、安定して利益を上げるために必要なことを理解する一助となったことは確かでしょう。ネット上には様々な「ベッティング必勝法」が溢れていますが、ベッターはこうした予想屋の実績を信じる前に、それらを検証する方法を学ぶことが必要です。

「Green Lumber Fallacy(緑の木材の誤信)」は、スポーツの専門的知識と、スポーツベッティングの専門的知識との境目が曖昧であることを浮き彫りにします。サッカーで利益を上げるには時間と、労力と、忍耐力が必要です。予想屋や自称「専門家」たちの意見に従うことは一見、手軽な選択肢に思えますが、長い目で見れば、信用に値するものではありません。

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