12 7, 2019
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Serie Aのアウトライトベッティング:2019/20 Serie Aプレビュー

2019/20 Serie Aを予想する

2019/20 Serie A予想順位表

Serie Aを制するチームは?

Serie Aのアウトライトベッティング:2019/20 Serie Aプレビュー

Serie Aのシーズン開幕が間近に迫ってきました。バリューを見つけようとこのアウトライトマーケットに注目しているベッターもいるかもしれません。イタリアサッカー界に君臨しているJuventusが、9年連続のスクデット獲得を目指しています。異議を唱える方はいますか? 2019/20 Serie Aシーズンに関する専門家の見識をお読みください。

2019/20 Serie A予想:オッズが示していること

以下はピナクルのSerie Aのオーバー/アンダーポイントトータルに基づいたSerie Aの予想順位です。

2019/20 Serie A予想ポイント

順位

チーム

18/19のポイント

19/20の予想ポイント

1

Juventus

90

91.5

2

Inter Milan

69

78.5

3

Napoli

79

78.5

4

AC Milan

68

68.5

5

Roma

66

67.5

6

Lazio

59

65.5

以下は、2018/19年シーズンから2019/20年シーズンにかけてのピナクルの予測合計ポイントの変化です。

Serie A予測ポイント変化

チーム

ポイント変化

Juventus

+0.5

Inter Milan

+9.5

Napoli

-0.5

AC Milan

+0.5

Roma

+1.5

Lazio

+6.5

Serie Aのアウトライトベッティング:Serie Aタイトルを獲得するチームは?

Juventus(1.448*

Juventusは、またもや優勝を果たして前人未踏のリーグ9連覇を成し遂げるフェイバリットのオッズです。ピナクルでは、Juventus優勝の可能性を69%と予想しているため、Juventusが優勝しない方にベットするのは厳しそうです。

昨シーズンの成績は驚くほど安定していました。3月17日まで負けなしで、その時点でタイトルはほぼ確実視されていました。Napoliに3-1で勝って首位決戦を制するなど、開幕戦からまさに破竹の勢いで8連勝しました。

待望されたCristiano Ronaldoの加入は期待通りの効果をもたらしました。バロンドール5回受賞のRonaldoは昨シーズンJuventusで最多得点を挙げ、Serie Aの31試合で21ゴール、8アシストを記録しました。

この強豪チームにさらにMatthijs De Ligt、Luca Pellegrini、Aaron Ramsey、Adrien Rabiotが加入して、ますますパワーアップし、レジェンドのGianluigi Buffonが復帰して、ゴールキーパーのポジション争いも激しくなっています。Juventusはスタメンを2チーム組むことができるメンバーを擁しています。

ただし、昨シーズンのJuventusは、統計的には期待値を上回る成績を残しました。ポイントは予想より19点も多く、xGも上回りましたが、XGAも上回っていたことを付け加えなければなりません。

他のチームは、また期待値を上回りそうなJuventusに対抗することに望みをかけています。特に、NapoliとInterは両チームともxPTSが昨シーズンJuventusより高かったことが検討材料になります。

これに加えて、1996年以来遠ざかっているChampions League優勝はJuventusの悲願であり、Serie Aにそれほど集中できない可能性もあります。

また、元Napoli監督のMaurizzio SarriがSerie Aのタイトルをまだ獲得していないことも注目すべきです。監督が好む4-3-3システムにチームが適応するまで時間が必要かもしれません。

Inter Milan(5.300*

Inter Milanは、主将を剥奪されたMauro Icardiをめぐるゴタゴタでシーズンをダメにする恐れもありましたが、昨シーズンはどうにか持ちこたえました。

結果的には攻撃で奮闘し、最大のライバルAC Milanにポイントが1点上回り、Champions Leagueの出場権をもぎ取りました。

Interは、JuventusとChelseaの監督経験があるAntonio Conteが、Luciano Spallettiに代わって監督に就任しました。Conteは、Serie A優勝3回、Premier League優勝1回の実績を誇っています。

Interは移籍市場でも成果を上げ、Stefano SensiとNicolo Barellaと契約してミッドフィルダーを補強し、ディフェンダーについてもセンターバックのDiego Godinと、そして問題があった右サイドバックにはValentino Lazaroと契約をしました。

ただし、チームが今シーズン成功できるかどうかは、相手ゴールに近いアタッキングサードが鍵を握ることになるでしょう。

Icardiが退団する可能性が高いため、Interは新たなストライカーの獲得に乗り出すでしょう。ここ数週間はRomelu LukakuとEdin Dzekoの動向が注目されています。

Lautaro MartinezはSerie Aの27試合で6ゴールを挙げただけですが、現在21歳で、ヨーロッパサッカーの最初のシーズンであり、Mauro Icardiと比べても遜色ありません。今回もうすぐ始まるキャンペーンでは数字が2倍以上になることを期待しています。

Interの昨シーズンの成績は振るいませんでしたが、新たな管理体制とクラブを取り巻く環境が一新して団結できれば、このチームをタイトルレースから外すのは賢明とは言えないでしょう。

Napoli(6.540*

Napoliは昨シーズンも例年同様、Juventusに最も迫りましたが、最終的にポイント差は11に開きました。

監督がMaurizio SarriからCarlo Ancelottiに交代したNapoliは、今シーズンもまた挑戦する姿を見せてくれるでしょう。RomaのKostas Manloasと契約を結んでディフェンスを強化し、Kalidou Kouilbailyと合わせてSerie A有数のセンターバックになりそうです。Kouilbailyは世界最高のセンターバックの1人として広く認められています。

昨シーズンはxPTSが期待値を上回る成績だったにもかかわらず、強敵Juventusが信じられないほど素晴らしいキャンペーンを行ったため、NapoliがJuventusを1位から引きずり下ろす存在となることはありませんでした。

Arkadiusz Milikは、3年以上前に加入して以来初めて無傷のメジャーシーズンを過ごすことができ、脅威の17ゴールを奪いました。Dries Mertensは、ゴール数はそれより1つ少ない16でしたが、10アシストを記録しました。

Milik、Mertens、Insigneが、攻撃を爆発させるNapoliを再び見せてくれるでしょう。バックラインが強化されれば、Serie Aの栄光を手にできるかもしれません。

AC Milan(14.910*

昨シーズンに平均的なスタートを切ったAC Milanは12月から3月まで非常に好調で、その最中の1月にはKrystof Piatekと契約を結び、10試合無敗を記録しました。

しかし、3月中旬に行われたDerby della Madonninaの敗北が大きな打撃となり、その後の8試合はわずか2勝を挙げただけで、躍進したAtalantaにChampions Leagueの出場権を明け渡す結果となりました。

1ポイント差でトップ4を逃したAC Milanの今シーズン一番の目標は、Champions Leagueに復帰を果たすことです。鍵を握るのは、Serie A初年度に22得点したPiatekで、その再来となるかそれを上回る働きを見せてくれるのではないかと見込まれています。

1996年以来遠ざかっているChampions League優勝はJuventusの悲願であり、Serie Aにそれほど集中できない可能性もあります。

Piatekのほか、Susoも要注目です。スペイン出身のSusoは昨シーズンのSerie Aで広いエリアから7ゴールと10アシストを記録しました。

Roma(24.080*

2018/2019シーズンの成績に大いに失望させられたRomaには、経営の変更、役員の変更、選手の入団と退団に揺れる激動の夏がやってきました。

Paulo FonsecaがEusebio De Francescoに代わって監督に就任しました。また、ベテランのキャプテンDaniele De Rossiのほか、Kostas Manolas、Luca Pellegrini、Stephen El Shaarawyといった、ここ最近のシーズンでRomaで重要な役割を果たしていた4選手が他のクラブへ移籍していきました。

GKのPau Lopezが加入し、Leonardo SpinazzolaとGianluca Manciniによりディフェンスが補強され、またJordan VeretoutとAmadou DiawaraがMFの中心に加わりに、新生Romaイレブンが誕生しました。

昨シーズンは、その前の数年間をトップ3を維持していたRomaにとってはふがいない成績に終わりました。昨年上位8チームの中でワースト失点を記録したため、ディフェンスを補強してバックラインを改善することを期待しています。

Lazio(36.680*

Lazioは、このチームとしては期待外れのシーズンに耐え、8位で終わりました。これは、2015/16シーズン以来の低い順位です。

ここ数シーズンはCiro Immobileへの依存度が高く、Immobileのゴールがそのままチームの順位を押し上げていました。ところが、このイタリア人選手は、その前の2シーズンが33試合29得点、36試合23得点を記録したのに対して、昨シーズンは36試合15得点の成績に終わりました。

Lazioの他の選手が数字を倍増させることはできず、得点数で2位に付けたFelipe Caicedoは8ゴールを挙げただけでした。

結果として、得点とポイントの予想を下回ったのは驚くには当たりません。しかしながら興味深いことに、昨シーズンのLazioは得点数で見ると、5位のAC Milanよりも1点多く、4位のInter Milanよりも1点少ない点数を残したのです。

Immobileの負荷を減らして、Luis Alberto、Joaquin Correa、Sergej Milinkovic-Savic(今シーズン残留した場合)など、他の選手もゴールを奪えれば、Lazioの2019/20シーズンはもっとずっと良くなる可能性があります。

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オッズは変更される場合があります

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