6 1, 2017
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スポーツベッターの間で最も一般的な誤りとは?

ベットでの最も一般的な誤りを避けるには

しかるべきブックメーカーを選ぶことの重要性

認識の偏りがベッターに及ぼす影響とは?

スポーツベッターの間で最も一般的な誤りとは?

ベットの基本から予測モデルに至る幅広い知識をベッターに提供するためベッティングリソースが設けられている一方で、依然として、よくあるトラップに陥り成功を妨げられているベッターも存在します。この記事ではベットでの一般的な誤りとその回避方法について取り上げます。ぜひ、記事で詳細をお確かめください。

価値の概念を正しく把握していない

価値の意味するところは、立て続けに敗戦したチームに対して連勝する可能性が高いとされるサッカーチームを判断する、といった単純なものではありません。

価値とはすなわち、ベッティングオッズが何を表しているかを理解し、自身の確率予想を計算し、オッズに換算した後に、自ら判断したオッズとブックメーカーが提示するオッズとの間の矛盾点を見出すことをさします。

最もありがちな誤解のひとつに「有能なベッターは賭けに負けない」という思い違いがあります。これはその通り、まったくの思い違いにほかなりません。有能なベッターであれば、長期的には負ける割合よりも勝つ割合の方が高い、というのが実際のところです。

ベットで間違いが起こるのは大抵、価値が何を意味するかを正しく判断できていない場合です。情報、データ、モデル (予想ゴール値など) と過去の結果 (ハンディキャップ成績その他) に基いて、ブックメーカーの予想よりも正確性のある予想 (意見ではなく) を立てることが大切です。

価値の意味がつかめたら、賭ける予定のベットにつき期待値の計算を行います。これは基本的に、何回も同様に賭けると仮定した場合の勝ち負けの期待値を計算することをさします。

適切なブックメーカーを選んでいない

ブックメーカーは星の数ほどあります。賭元業でも他の業界と同じくさまざまなアプローチがあるため、どのブックメーカーも我こそはの勢いで勧誘を行っていますが、少し分析すれば、同業者よりもずっと多くを提供しているブックメーカーがあることがわかります。

大部分のブックメーカーは無料のベットや価値があるとみられるボーナスを提供しています。ですがここでは、ブックメーカーがそのためにマージンを上げているという背景があり、これが最終的にベッターのオッズに影響するものであることに留意する必要があります。

この種のブックメーカーは多額のマーケティングコストや虚偽の約束でベッターを誘い込んでいるだけでなく、ベッターが勝てるような構造を提供していません。無料のベットを提供する類いのブックメーカーを介して続けて利益を上げた場合、上限金額が著しく制限されたり、アカウントが完全に閉じられるといった事態となります。

無料ベットを提供するブックメーカーを選ぶのは、このようにベッターにとって冒す余裕のない誤りであることがわかります。これは特に、Pinnacle ではベストバリューのオッズが提供されていること、また上限額がなく勝っているベッターを制限したり出入り禁止にしたりすることもないことを考え合わせれば明らかです。

何らかの賭け方を適用していない

ベットで利益を得るには、ブックメーカーよりも優勢である必要があります (「エッジがある」とは優勢であることをさします)。サッカーの試合に関してチームの動向を知っている、NFL ゲームに関わる気象の変化や試合の結果に響く可能性のある他の要素など、ブックメーカーがつかんでいない情報を把握してることが、エッジがある場合の例として挙げられます。

賭けの手法

ベッティング戦略の一環として、堅実に収益を上げるための適切なベット金額を算出する方法。

何らかの面でエッジがある場合でも、資金を適切に管理しなければエッジは無駄になってしまいます。ベットで利益を得るには賭けの手法を用いることがきわめて重要で、そうしない場合、誤りに対し大きな代償を払うことになります。

ベットにおいて資金を正しく管理しなければ、当然賭け金がなくなります。「オールイン」アプローチを用いることは、この方法が継続的に利益を得られるものでないことがわかっていれば構いません。

認識の偏りに気づいていない

私たちは考えや行動を自ら制御できると思いがちですが、心理学や行動経済学の観点からは、理性的とされる判断から外れる原因となる「先入観 (バイアス)」が私たちの中にあることがわかっています。

そのうちのひとつで賭けに該当するのが確証バイアスです。このバイアスでは、周りの状況の中で自分のベットが正しいことを支持するものだけに注意を向け、負けに関連するものは無視するという状態に陥ります。

ベットで利益を得るには賭けの手法を用いることがきわめて重要で、そうしない場合、誤りに対し大きな代償を払うことになります。

アンカーリングは、ベッターの間でよく知られていないもうひとつの先入観です。焦点化傾向とも呼ばれるアンカーリングは、最初に提示された情報に依存してしまう傾向をさします。状況は短時間で急激に変わる可能性があるため、ベッティングではきわめて不利益となるおそれがあります。

客観的思考と論理的推論を欠いていると適切な判断ができなくなり、批判的思考でなく意見に基づいた賭けの決断に走るおそれがあります。ベッターにとって認識の偏りは制御できないものであるとしても、自己の認識が偏っていることに気づかないのは、最も大きなミスのうちのひとつです

負けを意識しすぎる

損失回避とは、潜在的な利益を求めるより損失の回避を優先することをさします。これは賭けでよくある傾向で、認識の偏りの中で多くのベッターが気づかずにいるもののひとつです。

最もありがちな誤解のひとつに、「有能なベッターは賭けに負けない」という思い違いがあります。これはその通り、まったくの思い違いにほかなりません。有能なベッターの場合、勝つ頻度に比べて負ける頻度が低く、負けたとしても賭けの手法を用いることで決して全資金をなくさないよう取り計らっています。

スポーツベットには偶然性と運の要素があるため、最も洗練されたモデルを用いても時には負けることがあります。いかなる犠牲を払っても損失を回避しなければ、と考えるのは、賭けでは間違いなく避けるべき誤りです。

都合が良いので賭ける

勝つための賭け方や一般的な誤りを避ける前述の方法を十分心得ていても、「好都合である」ために賭けた場合、それまでの下準備や努力が水の泡になりかねません。 

もちろん楽しみで賭けている場合であれば構いませんが、利益を得ようとしているのなら、勝つ見込みがある時 (エッジがありプラスの期待値が見込める時) のみに賭けるべきです。

キュレーション型のベット、 オンラインベットやモバイルベットアプリの台頭によってベッティングが以前よりずっと容易になっているため、利益を目的とするなら、都合が良いので賭けるといったリスクを冒すことは避けなければなりません。

サッカーを放映中なのでサッカーに賭ける、またはブックメーカーから NFL ゲームのオッズを上げたというアプリ通知が入ったので NFL ゲームに賭ける、といったやり方よりも、自分の把握している範囲に集中し、自制して、短期の利益ではなく長期の成功が目的であることに留意します。

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