2017 Open - 男子: トップ10に入りそうな選手は?
名前 |
地域 |
オッズ* |
Noah Ohlsen |
アメリカ南東部 |
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Richard Froning Jr. |
アメリカ中東部 |
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Rob Forte |
オーストラリア |
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Travis Mayer |
アメリカ南東部 |
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Scott Panchik |
アメリカ中東部 |
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B.K Gudmundsson |
ヨーロッパ |
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Josh Bridges |
アメリカ南東部 |
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Mathew Fraser |
アメリカ北東部 |
Crossfit 2017: 大会形式
クロスフィットのシーズンは3ステージ制で行われます。2月23日から3月27日までの5週間にわたって争われる第1ステージ(オープン予選)には、世界中から数千人のアスリートが参加します。この年間最大級のコミュニティイベントの参加資格は14歳以上のアスリートであることのみ。あとは登録を行い、毎週自分のスコアを記録するだけで、誰でも挑戦することができます。
課題となるワークアウトは毎週木曜に発表され、参加者たちは4日以内にワークアウトの動画を提出するか、クロスフィットのアフィリエイト(提携ジム)にて審判員の立ち合いの下、ワークアウトを完了させる必要があります。最終的に優秀な成績を残したアスリートは、大会の第2ステージである「リージョナル(地域予選)」へと進みます。
アスリートがリージョナルへ進出するには、全部で8つあるリージョンの中から、自身の居住するリージョンにて上位入賞を果たす必要があります。リージョナルは5月19日から6月4日の3週間にわたり、その年のメインイベントである第3ステージ「Crossfit Games(クロスフィット・ゲームス、通称「ゲームス」)の出場権をかけて争われます。
リージョナルに出場するアスリートの数は?
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地域 |
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アメリカ/カナダ |
ヨーロッパ/オーストラリア |
南米/アジア/アフリカ |
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男子 |
20 |
30 |
10 |
女子 |
20 |
30 |
10 |
各地域で最高成績を残したアスリートは、最終決戦の舞台である「ゲームス」の出場権を勝ち取ります。過去7年はカリフォルニア州カーソンのスタブハブセンターで行われていたゲームスですが、今年からウィスコンシン州マディソンのアライアントエナジーセンターに会場が変更されました。
フィットネス自慢の男女が8月の第1週目に、一連の競技によってその真価を問われます。ワークアウトの種類は競技の直前まで知らされません。ヒルスプリントからオーシャンスイムまで、ゲームスは世界でもっとも予測不可能なフィットネス競技会なのです。 では、2017年にフィットネス界の頂点に立つことが予想されるアスリートは誰でしょうか?
優勝候補の顔ぶれ
昨年の王者Mathew Fraserは、オープン予選でトップ10に入ることが有力視されているクロスフィッターの1人(1.222*)。また、2年連続で「世界一フィットな男」であることを証明する可能性も高そうです(1.561*)。
Fraserは2014年に初めて大会に参加し、いきなり準優勝を果たしました。続く2015年大会も準優勝でフィニッシュ。若干13歳にして重量挙げの最初の国内タイトルを手にした、この26歳のアスリートは2016年、記録的な大差をつけて初のクロスフィット王者に輝きました。今年も再び、「世界一フィットな男」の称号を勝ち取ることができるでしょうか?迎え撃つライバルたちを見ていきましょう。
ヒルスプリントからオーシャンスイムまで、ゲームスは世界でもっとも予測不可能なフィットネス競技会なのです。
オープン予選でトップ10に入るオッズが現在1.20*となっている、Richard Froning Jrは、2011、2012、2013、そして2014年のクロスフィットゲームスで、4年連続で「世界一フィットな男」の座に輝いた初のアスリート。特別な食事にはこだわらず、体の声に耳を傾け、毎日欠かさずトレーニングに励むというこのアメリカ人アスリートは、今年度、クロスフィット王者への返り咲きが期待されるクロスフィッターの1人です。
過去4回ゲームスへ進出しているScott Panchikは、教師を退職してクロスフィット提携ジムをオープンさせましたが、ゲームスで表彰台に上がったことは一度もありません。今年のオープン予選でトップ10に入るオッズは現在1.40*となっており、この29歳のアスリートを無視することはリスクの高い決断でもあります。リージョナルへの進出はもちろん、初の栄冠を手にする可能性も十分ありそうです。
女子に目を向けると、去年の優勝者Davidsdottirに対する評価は厳しめとなっています。 過去ゲームスに4度進出し、女子では史上2人目の大会2連覇(2015年と2016年)を達成した強豪ながら、オープン予選でトップ10に入るオッズは現在2.13*。多くのベッターは、この過去に2度「世界一フィットな女」の座に輝いているアスリートが第1ステージを突破する確率は、半分もないと考えているようです。
この他の選手ではオーストラリア人のKara Webb(オープン予選のトップ10に入るオッズは現在1.25*)、2015年と2016年のクロスフィットゲームスで3位に入ったR.S. Sigmundsdottir(1.40*)、そして2014年優勝者のC. Leblanc-Bazinet(1.869*)が強力なライバルと見られています。
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*オッズは変動する場合があります。