イスラム・マカチェフ対アレキサンダー・ボルカノフスキー戦に先立って、Pinnacleの情報、分析、オッズを駆使したMMAの予想をお届けします。
- イベント:UFC 284
- 日付:2023年2月12日
- 会場:RACアリーナ(オーストラリア、パース)
イスラム・マカチェフ対アレキサンダー・ボルカノフスキー: テール・オブ・ザ・テープ
イスラム・マカチェフ |
選手 |
アレキサンダー・ボルカノフスキー |
31 |
年齢 |
34 |
178cm |
身長 |
168cm |
70kg |
体重 |
65.5 kg |
12勝1敗 |
UFC記録 |
12勝0敗 |
23勝1敗 |
MMA全体の記録 |
25勝1敗 |
59% |
打撃の正確性 |
57% |
ライト級チャンピオン |
UFCランキング |
フェザー級チャンピオン |
UFC 280のサブミッションでチャールズ・オリベイラを破ってライト級のタイトルを手にしたイスラム・マカチェフが、初のタイトル防衛に挑みます。
マカチェフは、23戦中11戦でサブミッション勝ちを収めています。
この31歳の選手は11連勝しており、24戦で敗北を喫したのはわずか1戦です。
マカチェフはパウンド・フォー・パウンドランキングの2位につけており、1位の座の確保を目指していますが、その目標を達成するには第1位のアレキサンダー・ボルカノフスキーを倒す必要があります。
フェザー級チャンピオンのボルカノフスキーはウェイトの階級を上げてパウンド・フォー・パウンド最高の選手としての自身の価値を証明し、2階級でのチャンピオンとなることを狙っています。
このオーストラリア人の選手は2019年にタイトルを獲得した後、フェザー級のベルトの防衛に4回成功しています。
ボルカノフスキーはこの22戦負けなしであり、2012年のプロデビュー以降、敗北したのはわずかに1戦のみです。
イスラム・マカチェフ対アレキサンダー・ボルカノフスキーのオッズの分析
マカチェフ |
ボルカノフスキー |
76.68% |
23.32% |
本命であるチャンピオンのマカチェフのオッズは1.250*。つまり、勝利の確率は76.68%と見られています。挑戦者のボルカノフスキーは4.110*と後塵を拝しており、勝利の確率は23.32%ということになります。
イスラム・マカチェフ対アレキサンダー・ボルカノフスキー:格闘スタイルの分析
この10年の間、ダゲスタンはサンボスタイルのファイターたちを輩出してきましたが、マカチェフはその主力である選手です。
元ライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフの薫陶を受けたマカチェフは恐るべきレスラーです。卓越したサブミッションの能力を持つこのレスラーは、23戦中11戦でサブミッション勝ちを収めてきました。
マカチェフは手技の能力も高く、4戦がノックアウト勝ちです。
ボルカノフスキーは極めて多彩な選手ですが、キックボクシングのバックグラウンドを持つことからスタンディング戦を好むようです。
ラグビーリーグでセミプロとして活躍した経験を持つこの34歳の選手は12戦でノックアウト勝ちを収めており、この対戦で勝利するには高いテイクダウンディフェンス能力を見せつける必要があります。
イスラム・マカチェフ対アレキサンダー・ボルカノフスキー:どちらに利があるか?
ボルカノフスキーは7月以来試合に出場せず、この7か月間を使って階級を上げるために備えてきました。
ボルカノフスキーは以前にライト級で4回戦ったことがありますが、2016年が最後である上に、マカチェフほどの力を持つ相手と戦ったことはありません。
そのため、試合の行方は対戦方法によって決まると思われます。スタンディング戦に持ち込むことができればボルカノフスキーが優位となりますが、マカチェフがテイクダウンを奪えば流れは一気にマカチェフに傾くでしょう。
この試合の場合、バリューベットは3.5ラウンドオーバーで2.110*とするのがベストです。
ボルカノフスキーは最近6戦のうち5戦を最終ラウンドまで戦っており、マカチェフは8試合を判定で勝っています。
非常に重要な試合となるため、どちらの選手も性急な勝負に出る可能性は低いと思われます。両者とも勝利のための最適な手段を探ろうとすることから、初期のラウンドは頭脳戦の様相を呈することでしょう。
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