ボクシングベッティングは刺激的なだけでなく、一度このスポーツのルールや、プロボクシングの複雑な仕組みを理解してしまえば、ベッターにとって稼ぎやすい市場となります。この点では、MMA ベッティングとは対照的です。
ボクシングへの賭け方
どのスポーツもそうですが、ボクシングのルールを理解し、どういった市場が利用できるのか知ることが、ボクシングへの賭け方を学ぶ第一歩となります。ピナクルで賭けることができるボクシングの試合の大半は、標準的なプロマッチ(3分10ラウンド制)かタイトルマッチ(3分12ラウンド制)のいずれかです。オリンピックのボクシング(3分3ラウンド制)は例外とします。
ボクシングの試合は様々な形で決着します。
- ノックアウト(KO) - 一方の選手がダウン後、レフェリーか10カウントを数える間に起き上がれなかった場合。
- テクニカルノックアウト(TKO) - 一方のファイターがパンチの傷が原因で試合を続行できず、レフェリーが試合を止めた場合。あるいは一方のコーナーからタオルが投げ込まれた(降参の意)場合。
- 判定(D) - 3人の審判の採点をもとに勝者が決まります。
- テクニカルディシジョン(TD) - 負傷後、採点で勝者が決まります。
- 失格(DQ) - 一方のファイターが失格となった場合です。
TDによる裁定は、運営団体(IBF、WBC、WBA、WBO)によって解釈が微妙に異なることにご注意ください。
ピナクルでは、ボクシング市場で取り上げられるすべてのマッチで、マネーラインのオッズを提供しています。世界タイトル戦のような注目度の高いマッチでは、勝ち方(KO、TKO、または判定での勝利)に賭けることも可能です。
リサーチの重要性
ボクシングへの賭け方を学ぶ際のカギは、リサーチです。ボクシングには様々な階級があり、体格やボクシングスタイルも選手ごとに異なるため、各ファイターの能力を把握しておくことが重要です。
ボクシングへ賭ける際はイベントそのものではなく、その試合を全体として分析することが欠かせません。
対戦する各ファイターの異なるボクシングスタイルの相性を調べることはもちろん、試合前の準備についても分析する価値があります。仮にボクサーが階級を上げるか、落としてきた場合、試合前のストレングスやコンディショニングワークから様々なことが分かります。詳しくは、ピナクルの「ボクシングベッティング戦略記事」をお読みください。
調子ですべてが決まることはない
ボクシングにおいて「最近の調子」は、試合の勝者を決定づける他の要素に比べると、重要性が格段に落ちます。ボクサーの戦績が完ぺきだからと言って、そのボクサーが完ぺきなファイターであるとは限らないのです。逆に、敗戦を何度か喫しているボクサーが格下というわけでもありません。
ボクシングベッティングでは、類似したボクサーとの対戦経験を明らかにすることは重要です。似たようなスタイルや、長所や短所を持つ相手との対戦成績を分析することで、2人のファイターの試合展開について、大まかな感触を掴むことができます。
イベントではなくファイトを分析する
ボクサーの個性やショーマンシップは昔から、ボクシングの重要な一部を占めてきました。しかし、ボクシングへ賭ける際はイベントそのものではなく、その試合を全体として分析することが欠かせません。
他のスポーツへ賭ける時と同じように兆候へ注意を払い、雑音は無視しましょう。ファイターの自己評価や、大勢のファンの見解を鵜呑みにしてはいけません。ファイトを客観的に分析し、自分だけの結論を導き出してください。その中でブックメーカーの見落としに気づいたら、そこにはベットする価値があるということです。
ボクシングへの賭け方が分かったら、ピナクルのどこにも負けないボクシングオッズをチェックしましょう。