アルツール・ベテルビエフのアンソニー・ヤードとの今週末のタイトル戦を前に、Pinnacleの知見、分析、オッズを使ったボクシングの予想をお知らせします。
昨年6月にジョー・スミス・ジュニアに快勝したアルツール・ベテルビエフは、IBF・WBC・WBOライトヘビー級タイトルの防衛に向けて、ロンドンでアンソニー・ヤードと対戦します。両選手を分析し、 アルツール・ベテルビエフ対アンソニー・ヤードのPinnacleのオッズを詳しく見ていきます。
アルツール・ベテルビエフ対アンソニー・ヤード:テール・オブ・ザ・テープ
アルツール・ベテルビエフ |
選手 |
アンソニー・ヤード |
38 |
年齢 |
31 |
182 cm |
身長 |
183 cm |
185 cm |
リーチ |
183 cm |
オーソドックス(右) |
スタイル |
オーソドックス(右) |
18勝0敗0分 |
戦績 |
23勝2敗0分 |
18 |
KO勝利数 |
22 |
2013 |
デビュー年 |
2015 |
アルツール・ベテルビエフ対アンソニー・ヤードの予想
アルツール・ベテルビエフ |
アンソニー・ヤード |
85.03% |
14.97% |
ベット:アルツール・ベテルビエフ対アンソニー・ヤードのオッズ
1x2オッズは、ベテルビエフが圧倒的に優勢であることを示しており、オッズ1.118*は、彼が無敗記録を19試合に伸ばす可能性が高いことを示唆しています。
ヤードはオッズ6.350*でアンダードッグとみなされています。
日程:2023年1月28日土曜日
会場:OVOアリーナ・ウェンブリー(イギリス、ロンドン)
アルツール・ベテルビエフ対アンソニー・ヤード:統計から分かること
ロシア系カナダ人ボクサーであるベテルビエフの戦績は無傷で、プロデビューしてから18試合で負けたことがありません。
ベテルビエフは18戦負けなしで無敗を継続中
38歳の彼は、アマチュア時代にロシア代表として、ワールドカップや世界選手権、ヨーロッパ選手権で金メダルを獲得するなど、優秀な成績を収めました。
2013年にプロに転向して以来、リング内であらゆる対戦相手を負かしています。
ベテルビエフがこれまでに倒してきた相手は、タボリス・クラウドやカルム・ジョンソン、ラディボエ・カライジッチ、オレクサンドル・グウォジク、マーカス・ブラウン、ジョー・スミス・ジュニアなど、そうそうたる顔ぶれで、驚異的なパワーとオーソドックススタイルを武器に頂点へと駆け上がり、ライトヘビー級統一世界王者となりました。
ベテルビエフの戦績が無傷である一方、ヤードはプロデビュー以来2回負けています。2019年8月にロシアでセルゲイ・コバレフに敗れ、その後2020年12月にリンドン・アーサーに僅差の判定負けを喫しました。
ヤードの戦績は23勝2敗ですが、22戦をKO勝ちしています。31歳のヤードの武器は数々の対戦相手を苦しめてきたパワーで、土曜日の対戦では、先に強烈な一打を決めた方が試合を有利に進め、そのまま勝利する可能性が高いとみられます。
アルツール・ベテルビエフ対アンソニー・ヤード:狙い目はどこに?
ベテルビエフ、ヤード両者の戦績を見る限り、土曜日の対戦は12ラウンドまでもつれないと考えられますが、序盤で勝敗が決するとは限りません。
どちらも一打で試合を終わらせるだけのパワーがありますが、ヤードが勝つには、より後のラウンドまで持ち込んで相手のスタミナを奪うことが必要になります。
ヤードにとってこのロシア系カナダ人との打ち合いは圧倒的に不利ですが、カウンターを狙えるのであれば、12ラウンドまでもつれ込ませることはできるでしょう。
トータルラウンド数5.5オーバーに十分なバリューがあり、とりわけヤードに世界レベルの実力があることにより、現在のプライスは1.781*です。彼に序盤から仕掛けるだけの余裕はなく、試合開始のゴングと同時に打ち合いを挑めば、すぐにノックアウトされてしまうでしょう。
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